[2022年9月16日]
こんにちは。金曜日のブログ担当の大谷 詠子です。
秋晴れの気持ちの良いいお天気が続き、日中は汗ばむほどですね。お天気が良い日が続くと大谷家では「布団干し」がお約束。ということで、今週は「布団干し」にいそしむ毎日です。
来週は大型台風が予想され、シルバーウィークはあまりお天気に恵まれないような予想です。とは言っても、我が家は祝日も授業があるので、全くと言っていいほど連休にはご縁が無く、明日からは高校生のテスト対策のための特別授業も始まり大忙しです。シルバーウィークも気合を入れて授業したいと思います!!
ようやくほぼ全員の期末テストの結果が出そろい、現在は恒例の「振り返りシート」を子ども達に書いてもらっています。全体的には夏休みの頑張りが反映され、何人かは過去最高得点をマークしています。今回の結果をしっかり受け止め、改善すべき点を改善し、次の定期テストに活かしてもらいたいと思います。
次のテストまでは2か月をきりました。前期期末から後期期末までは日数も短く、1・2年生さんは部活やクラブチームの試合や練習が多い期間のため、日々の学習をしっかりしていないと、あっという間にテスト直前!ということになります。忙しい毎日かと思いますが、「やるべきことはきちんとやる」を大切に過ごしてもらいたいと思います。
中学生の次のテストではどの学年も一気に内容が複雑に、難度の高い事項が範囲となります。
英語では、中学1年生は3人称単数現在形の文、現在進行形など、中学2年生では5文型、比較など、中学3年生では関係代名詞、仮定法などが範囲となってきます。国語では、各学年ともに「古文」が範囲となります。どれも一筋縄ではいかない内容ばかりです。学校のワークはもちろんのこと、塾の宿題をする際も、きちんと調べたり、教科書を確認したりという丁寧な学習をすることが大切です。
授業では英語・数学は基本的には授業内で宿題の×直しをさせています。きちんと考え、調べて取り組んでいる子は15分もあれば終わるのですが、家庭での取り組みが甘ければ甘いほど、×直しの量も多く、授業の半分近くを×直しで費やしてしまう子もいます。×直しの時間が長ければ長いほど、授業内で取り組む新しい単元の学習時間も減り、結果的にテストまでに範囲の学習が終わらないということが多々あります。
反対に、きちんと取り組んでいる子は早く×直しが終わるため、授業内で学習する内容が増え、テストの3週間前には範囲の学習が終わり、テストまでに十分な問題演習時間を取ることが出来ます。これが得点の大きな差を生みます。
ちなみに、現時点で次のテストの予想される範囲の学習が既に半分以上終わっている生徒さんは数名います。かたや、未だに前回のテスト範囲が終わっていない子もいます。
英語の学習は数学と違い、わからない問題に遭遇した際に、辞書や教科書を活用すれば大半の問題がクリアできます。英語の問題と言えば、英文和訳、語句の並べ替え、英作文、穴埋めなどがありますが、きちんと取り組んでいる子は、たとえわからない問題に遭遇しても、「わからない」と言って、空欄のままにしておくことが殆どありません。たとえ、完璧な解答を作れなくても、少なくても単語の意味調べをしたり、使えそうな単語をピックアップしたりぐらいはしてきます。その「ちょっとの手間」をかけてきていることで、×直し時間を大幅に短縮することができ、結果として毎時間の授業が濃度の濃いものとなってきます。
×直しの時間がかかる子の大半が、そういうことをしてこないため、家でも出来るような辞書引きに多くの時間を割くこととなってしまうのです。
毎回の授業時間もテストまでの時間も、時間はみな同じです。1回1回の授業時間を濃度の濃い、実りのある時間に出来るか?ただの作業で終わってしまうか?は日々の取り組みがものを言います。テレビを見ながら、音楽を聴きながらの学習は論外!スマホを片手にもしくは側においての学習も同様です。1回1回の学習を丁寧に、やれる限りの努力をするー学習もスポーツと同じです。実りのある学習となるよう意識して取り組んでもらいたいと思います。