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啓新セミナー

[2022年9月19日]

継続

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

今日は『敬老の日』。
午前中、お祝いを持って実家に遊びに行ってきました。
70を過ぎているのに、油たっぷりの焼き肉が大好きだということで、肉を持っていきました。
だんだん体が油を受け付けなくなってきた私と違って、元気いっぱいです。
好きなものを好きなだけ食べられるのはなにより。
いつまでも元気でいてほしいですね。


中学生の定期テストがすべて返却されました。
過去最高点を取った子もいれば、夏期講習がんばったのにそんなに点数がかわらない子もいました。
もちろん、学校や学年が違えば難易度も違いますし、前回の平均点との比較もありますので、単純に点数だけを見て判断することはできません。
ただ、数学と理科が難しかった学校・学年が多かったですね。
数学や理科(の計算問題)は、単に暗記すればなんとかなる教科ではなく、公式や解法を暗記して自由自在に使いこなせるようにしなければ、得点に結びつかないのです。
要は、時間をかけなければならない教科であるということ。
この『時間をかける』ですが、例えば週に3時間数学の勉強をするとしたら、土日にまとめて3時間やるよりは、1日30分ずつ毎日続けた方が効果的です。
人間の脳は、不要なものは消去する(忘れる)ようにできています。
ですから、週に1回、たとえ長時間やったとしても、翌週にはほとんど忘れているのです。
忘れないようにするには、短時間でも毎日続けることです。
それに、毎日続けることで習慣が身に付きます。
週に1回や2回程度ですと、その時の気分や体調でやる気が起きなかったりしてやらなくなってしまうのですが、週に4日以上続けてれば、その時の気分や体調に関係なくほぼ無意識にやることができるのです。

また、当たり前ですが、数学や理科(の計算問題)は、自力で解けなければいけません。
(他の教科もそうですが・・・)
なので、解答・解説を見て『わかった』、人に教えてもらって『わかった』としても、自力で『できる』とは限りません。
自力で解けるまで何度でも解き直さなければならないのです。

学校では、テストが返却されたばかりで、しかも、前期の授業が間もなく終了するということで、あまり授業が進んでいないようです。
授業が進んでいない時期だからこそ、『学習習慣作り』と『自力でできる訓練』のために、今回のテストを計画的にもう一度解き直してみてください。