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啓新セミナー

[2022年10月3日]

考え込まない

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

10月になりました。
早いもので、1年の3/4が終わりましたね。
今年の元旦に立てた目標を完全に忘れてしまっているくせに、もう来年の目標を何にするか考えてしまします。
目標を立てることが目標になっているような私のような人間は、一生達成できないでしょうね。

月に2回ほど、息子と一緒に県立図書館に行っています。
本を買うとなると、面白そうな本、興味がありそうな本を選んでしましますが、借りる場合は、中身(内容)もよく見ずにけっこう気軽に借りています。
少し読んでみて面白くなかったら読まずに返せばいい、ぐらいの気持ちです。
「この人聞いたことがあるな」「この本以前話題になったな」・・・ と、特に何も考えずに借りてきます。
先日も、↓ を借りてきました。

 img1
(この本はシリーズもので、3作目だということも知りませんでした・・・)
もともと推理小説は好きですので、ドはまり。
時間を忘れて読みふけっていました。
これから読むという人もいるかもしれませんので、内容には触れませんが、推理小説は「この後どうなるのだろう?」というのがあって、途中でやめられなくなりますね。
(いつもお酒を飲みながら読んでいますので、お酒もやめられなくなりますが・・・)
毎日忙しいですが、やはり読書はいいものですね。


昨日の日曜日は、中3生対象の『新潟県統一模試』を実施しました。
朝早くからお疲れ様でした。
これから受験する塾もあるかと思いますので内容には触れませんが、「時間が足りてないな」という感じがしました(特に数学)。
数学の試験は、高校入試もそうですが、「制限時間内に解けると思って作ってんの?」と思えるくらい難しい!
時間内に解けるわけがないと言ってしまえばそこまでなんですが、それでも時間内に解くためにはと言われたら『考え込まない』ことかと。
『考え込まない』というのは、問題を見た瞬間に考えずに答えが出るというわけではなく、瞬時に解き方が何パターンかイメージできるということです。
例えば、関数の問題で三角形の面積を求める問題なら・・・
 1.x軸またはy軸に平行な辺を底辺として求める
 2.1つの頂点を通るx軸またはy軸に平行な直線で2つに分けて求める
 3.3つの頂点を通る長方形で囲って余分な直角三角形を引いて求める
 4.底辺に対して頂点を通る平行線を引いて等積変形して求める
のいずれかでできないかと考えるのです。
数学の解法パターンを習得するには、いろいろな問題に触れて、いろいろな解法を知らなければなりませんので、かなりの時間を必要とします。
数学は他教科に比べて考え方、解法パターンがたくさんある教科です。
先ほどの三角形の面積を求める問題でも、ぱっと思いつくだけでも4種類もあります。
数学ばかりに何時間もかけられないかもしれませんが、教科の性質上、時間がかかるのはしょうがないことです。
じっくり時間をかけて取り組んでください。