[2022年10月31日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
息子がなぜか野球好きになって、このところずっと『日本シリーズ』を一緒に見ていました。
最近は試合結果をニュースで見るぐらいでしたので、1回の表からずっと見るのは久しぶりです。
バッテリーの配球、バッターの狙い球、監督同士の駆け引きなど、改めてじっくり見るとすごくおもしろいですね。
昨日の最終戦も最後の最後までどっちが勝つのはわからないような手に汗握るシーソーゲームでとても興奮しました。
やっぱり野球はいいですね。
素敵な試合をありがとうという感じです。
高校生の場合、学校を1日休むと『浦島太郎』状態になり、何をやっているかまったくわかなくなってしまいます。
2日も休むと単元が変わっていることも・・・
うちに来ている高校生は、ただでさえ、数学が苦手なのに・・・
当塾は個別対応ですので、そのようなお子様には0から丁寧に念入りに指導します。
ただ当たり前ですが、丁寧にやればやるだけ時間はかかります。
1つの単元に時間がかかれば予定の内容を消化することはできません。
おそらくそのようなお子様はテスト範囲が終わらない可能性が大ですので、テスト対策を多めに取ってもらわなければいけません。
「わからないところを丁寧に指導する」
至極当然なことですが、丁寧に指導すれば時間はかかってしまうもの。
高校生に限らず、中学生も小学生も、このことをよく考えてほしいですね。
「学校のワークでわからないところがあるので、ちょっと教えてください」と言われて教えたら、1日かかってしまった! ということはよくあることです。
1つの質問に1日かかってしまっては、もう他のことはできません。
だいたい、説明するのに1日もかかってしまうような問題というのは、現状の能力に合っていない問題であることがほとんど。
(おそらく、「なんとなくわかった」という状態で、自力で解けるとは思えませんが・・・)
跳び箱で言ったら、やっと3段飛べるようになった子がいきなり10段飛ぼうとするようなものです。
もちろん、現時点で解けないからと言って「質問するな(あきらめろ)!」と言っているわけではありません。
先ほどの跳び箱の例で言いますと、3段飛べるようになったら、4段、5段、6段、・・・と少しずつ負荷をかけていけば、必ず10段飛べる日が来るのです。
ただ、繰り返しになりますが、それには時間がかかります。
テスト前ギリギリに質問を持って来るのではなく、早めに解いて早めに持って来ること。
そうすれば、「今の力ではこの問題は解けないので、まずはこの問題を解いてごらん」というような指導ができます。
苦手なものほど時間がかかるもの。
「簡単に」とか「ちょっと」とは思わずに、じっくり時間をかけて取り組んでください。