[2022年11月25日]
こんにちは、金曜日のブログ担当の大谷詠子です。
11月も残りわずかとなりましたね。12月が近付いてくると何かと気忙しい毎日ですね。今週は息子が学校行事の振替休日があったり祝日があったりとで、週の前半は息子と過ごす時間が長くありました。普段から土日も授業があり、また授業がある日も朝の数時間を一緒に過ごすだけなので、久しぶりにたっぷりと息子との時間を楽しみました。
何をして過ごそうか…と考え、ふと目についたのがこれ。
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以前、新潟駅に行った際にたまたま見つけてもらってきた「謎解きマップ」。新潟駅・万代・古町各エリアを街歩きし、各チェックポイントで謎解きをし、キーワードをGET!全てのキーワードから導き出された暗号を解き、お宝GETのワードを解く!というものです。全部でチェックポイントは20か所。新潟駅や万代エリアは、チェックポイントが密集しているのでそれほど時間はかからなかったのですが、古町はエリアが2か所に分かれている上に、結構あちこち散らばっているため、中々骨の折れる街歩きとなりました。
何とかチェックポイント全てを回ることが出来、謎解きも完成したのですが、普段ほとんど運動をしない私にとっては、かなりなハードワークとなり、膝・腰が痛む日々となっています。そんな大変な思いもしましたが、古町エリアでは普段行かないような所を散策することが出来ました。新潟市にきて10年以上たったのですが、初めて足を踏み入れるような所にも行けて、楽しい街歩きが出来ました。特に「鍋茶屋通り」では、謎解きポイントの隣の建物から三味線と唄が聞こえてきて、日本三大花街と言われる古町ならではの風情を楽しめました。
2人で地図を見ながら、あっちでもないこっちでもないと必死になってチェックポイントを探したり、問題とにらめっこしながら、どちらが速く問題を解くかを競い合ったりと、傍から見たら随分おかしな親子だったかもしれませんが…。まあ、いい運動にもなり良かったです。まだまだ新潟は色々と見る所がたくさんあるものですね。今度はもう少しゆっくり街歩きを楽しんでみたいと思います。
万代エリアの謎解きチャレンジをしている際、久しぶりに紀伊国屋書店にも寄ってきました。やはり大きな書店は楽しいものですね。特に欲しい本があったわけではないのですが、ぶらぶらと書棚を眺めるだけでもテンションが上がります。その時にGETしたのがこの2冊です。
「赤ずきんピノキオ拾って死体と出会う。」青柳碧人著
前作の「赤ずきん旅の途中で死体と出会う。」と同じシリーズの新作です。赤ずきんが旅をしながら、シンデレラやヘンゼルとグレーテル、マッチ売りの少女と出会い彼らが絡む殺人事件に遭遇。その事件を赤ずきんが解決していくというミステリーなのですが、シンデレラやマッチ売りの少女がかなりブラックに描かれていて「そんなばかな!!」と思いつつ、ついつい引き込まれてしまう一冊でした。その第2弾、今度は白雪姫やブレーメンの音楽隊などが出てくるようで、どんなブラックユーモアが出てくるか、読むのが楽しみです。
もう一冊が、「世界でいちばん素敵な 西洋美術の教室」 永井龍之介監修
もともと絵を見るのは好きなのですが、塾生さんの中に西洋美術好きな生徒さんがいて、私の持っているいくつかの西洋美術に関する本を貸してあげたり、色々な絵画に関する話をしたりして楽しんでいます。表紙を見た時に、その子の顔が浮かび、『絶対好きそう!!』と思い思わずGETした一冊です。様々な有名作品の解説だけでなく、「なぜ古代ギリシャ彫刻は男子のヌードばかりなのか?」とか、「ロマン主義のロマンってどんな意味?」など、西洋美術に関する「なぜ?」が解説されています。難しい用語が並ぶような専門書ではなく、わかりやすい言葉で解説してあるので、中高生にも読み易い内容です。生徒と一緒に楽しめたら…と思っています。
これからは寒く厳しい季節となります。お天気の良い日は軽く街歩きを、そうでない日はお好みの本を、そんな過ごし方が出来れば良いですね。