[2022年12月2日]
こんにちは、金曜日のブログ担当の大谷詠子です。
12月に入りましたね。昨日から一気に寒さが厳しくなり、天気予報でも雪だるまマークが出始めました。我が家も慌ててタイヤ交換をし冬支度をしました。
今日は朝からサッカーワールドカップのニュースでもちきりですね。朝早くからのサッカー観戦&日本の劇的勝利で既にクタクタになっている方もいらしゃるかもしれませんね。サッカーファンにはたまらない一戦だったのではないでしょうか。
我が家はサッカー派ではないのですが、それでもさすがに朝イチでニュースをチェックし、予選突破という素晴らしい結果はとても嬉しく思いました。今日の夕方の小学生の授業ではサッカー少年が何人かいるので、彼らとのサッカー談義を楽しみにしたいと思います。
サッカー日本代表のニュースも嬉しいものではありますが、それより一足早く、昨日に我が啓新セミナーにも嬉しい一報が…(*^_^*)。
今年度最初の合格報告です。中学2年生から通塾してくれている生徒さんの第一志望大学の合格です!!入塾からおよそ5年、半ば娘のような存在の生徒さんが、一番行きたいと思っていた大学への進学が決まり本当に嬉しく思います。ここから、まだまだこう高校入試、大学入試と入試が続きますが、どの生徒さんも第一志望校に合格できるよう、これからの授業も励んでいきたいと思います。
高校入試まで残り、私立は2か月弱、公立は3か月と迫ってきていますが、中学3年生さんはまだまだ「本気モード」と言えるような生徒さんが少なく感じるのは気のせいなのでしょうか?元来コツコツと真面目に取り組む生徒さんが多い学年ではありますが、まだまだ今までの延長線上という雰囲気です。それこそ、今朝の日本代表の試合ではありませんが、やはり「ここ一番」という時期に来ている今、もっともっと「鬼気迫る」ぐらいの気持ちが欲しいものです。
授業内においても家庭学習においてもですが、とにかく問題演習量をたっぷりかせぐということは絶対です。教科によって取り組み方が違いますが、英語・国語・社会などいわゆる文系教科の学習では、わからない問題に遭遇した時に、お地蔵さんのように固まっていても何も解決しません。
頭の中に入っていない単語や漢字、用語を絞り出そうと思っても無理なのですから。詰まったらきちんと調べるーこれが大切です。当然、調べれなければ分からなかった事柄については、何かにメモをするなど「形に残す」ことが必要です。
また、英語においては、関係代名詞・仮定法・間接疑問文・原形不定詞など、そろそろ中学3年間の文法事項の学習が終了します。そうなると、例えば並べ替え問題や英作文において「どの文法事項を使って文を作るか?」を考える所から始まります。今までのように現在完了を学習しているから、なんでもかんでも【have+過去分詞】で表現すればOKという訳にはいきません。
どの道具を使うのか?このthatは何のthatなのか?関係代名詞なのか?ただの代名詞なのか?接続詞なのか?ーというように一つ一つの単語の品詞・用法を吟味し、文型を意識しながら進めていく必要があります。今までの学習とは一段も二段もギアが上がってきているのです。ただ「真面目にコツコツ」では対応していくのが難しいのです。
塾であればすぐにでも質問が出来ますが、家庭学習の時は分からない問題に何時間もかけるのではなく付箋をはるなど印をつけて授業時に必ず質問をするようにしましょう。ただし、自分なりに調べられるところまでは必ず調べる、どこまで理解できてどこからわからなくなったのかを明確にする、この2点を大切にしましょう。
今できないことが2か月後、もしくは3か月後の入試の日にいきなりパッとひらめいて出来るようになるなんてことはありえません。今の自分が出来ていることとそうでないことにしっかり向き合い、辛くても逃げずに向かっていってほしいと思います。今日のサッカーの試合と同じです。
『勝つ』と信じて最後まで諦めずに戦い続ける、勝つために努力し続ける、そうした「行動」の先にだけ「合格」が待っているものだと思います。是非どの生徒さんにも、ギリギリまで戦う姿勢というのを期待したいと思います。