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啓新セミナー

[2022年12月23日]

1年間ありがとうございました。

こんにちは、金曜日のブログ担当の大谷詠子です。

思わぬ大雪で大変な週明けでしたね。通勤や通学にご苦労された方も多いのではないのでしょうか?今晩から更なる寒波襲来ということで戦々恐々としています。今週の月曜日のようなことにならないことを祈るばかりです。

今回の寒波に関するニュースで何度も「JPCZ」という言葉を耳にしました。何の事なんだろう???と気になり調べてみると「日本海寒帯気団収束帯 Japan sea Polar air Convergence Zone」、俗称として線状降雪帯とも呼ばれるそうです。こんな言葉があったとは知りませんでした。

最近は地球温暖化による異常気象となることが多くなり、それに伴い色々な気象用語も耳にする機会が増えましたね。自分自身も以前よりも気象情報を気にすることが増えたように思います。こうしたニュースからも色々と勉強になることがあるものですね。今日からのクリスマス寒波、そして年末年始にも寒波が予想されています。大きな被害が出ることなく、無事に年を越せることを願う毎日です。

さて、明日から冬期講習が始まります。小学生さん達は今までの学習の総まとめ、中学・高校1・2年生さん達は次の学年末テスト対策、中学・高校3年生さんは入試対策として大切な期間となります。特に、入試を控えた中学・高校3年生さんにとっては最後のまとまった休暇期間。スポーツでも学習でも、この最後の最後が踏ん張りどころとなりますが、子ども達にとって一番辛い時期でもあります。周りを見れば、既に進学先が決まった同級生も出始め、ゆるっとした雰囲気で年末年始を過ごす友達を横目に必死に頑張り抜かなければいけないというのは、精神的に本当に辛いかと思います。学習面でも精神面でも、まさに「正念場」です。

この正念場では、徹底的に自分自身としっかり向き合い、トコトンまで努力し続けることが大切です。現時点で合格ラインに達している、達していないということが重要ではなく、自分の志望校に対して「どれだけ必死になって取り組めるか?」が大切です。入試直前期に、目標に向けて最後まで必死で頑張り抜けた子とそうでない子では、学力だけでなく精神面でも一回りも二回りも違います。

「入試」では自分の頑張りが他人によってジャッジされるものです。どれだけ自分なりに頑張っていても、自分以上に頑張っている子が多くいれば落ちる、1点でも足りなければ落ちるーこれが現実です。高校生さんは2度目となりますが、中学生さんにとって初めてとなるこの機会で、様々なプレッシャーの中、トコトンやり抜いていくことは本当に大変なことだと思います。だからこそ、入試を経た子ども達は本当に大きく成長します。

入試を控えた中3生さん、高3生さん、今、苦しくて大変な思いをしたり、様々な我慢をしたりして取り組んでいることは『自分の将来を作る一歩』です。何一つ無駄なことはなく、今取り組んでいる一つ一つのことが入試へと繋がっています。家で学習する時も、『今が試験会場だったら…』という想いをもって取り組んでください。ダラダラとゲームやテレビを見たくなる時も有るかと思います。全く見るな遊ぶなというつもりはありませんが、常に入試直前であることを覚えておいてください。自分のやったことが必ず良くも悪くも結果となって帰ってきます。自分の将来を作ることが出来るのは自分しかいないということを忘れずに、この冬休みを過ごしてください。

講習は31日、大晦日までがっちり行います。8日間の講習となりますが、子ども達がステップアップできる講習となるよう、私たちも頑張りたいと思います。ご家族の皆様も是非温かく見守っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、2022年の私のブログは本日が最後となります。つたない文章ばかりでしたが、お読みいただきましてありがとうございました。この1年、たくさんのご理解、ご協力を賜りまして本当にありがとうございました。来年も子ども達の学力を向上させることができるよう、精一杯取り組んで参りたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。