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啓新セミナー

[2023年1月13日]

行不由径

こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。

今日が2023年始まって最初のブログとなります。年が明けてから間もなく2週間ではありますが、新年あけましておめでとうございます。

少し前の寒さとは打って変わって、ここ2・3日は驚くほどのお天気ですね。まさかの「春到来!?」と思ってしまうほどですが、新潟の冬はそんなに甘くはありませんよね。ま、束の間の「春」を味わえただけでもラッキーですね。

年末は「大晦日まで冬期講習をしていた」というのを理由に、大掃除はかる〜くなめる程度の私なのですが、意外とあちこちがキレイになっている…。そうです!!我が家の働き者のエルフことパパさんがきれいにしてくれていました(-_-;)。

パパさんを見習ってか、息子の持ち物置き場もカオスな状態からまあまあ整った状態に!!あ〜家族ってこうやってバランスをとりながら暮らしていくんだなぁ〜と、何もしていない私がしみじみと感じる年明けでした。

2023年、今年はどんな年になるでしょうか?ここ数年はコロナに振り回され、なかなか落ち着かない日々が続いています。まだまだコロナとの戦いは続いていくのでしょうが、まずは「目の前のことに精一杯に」という姿勢で過ごしていきたいと思います。

新潟出身の漢学者、諸橋轍次さんの座右の銘は「行不由径(こうふゆけい)ーゆくにこみちによらず」です。新潟日報の一面にいつも掲載されていますね。孔子の言葉で「論語 雍也篇」に出てきます。「安易な近道を選ばず大道を一歩一歩着実に歩むこと」という意味ですが、子ども達の学びにとっても、子ども達を指導する立場の自分にとっても非常に良い言葉だと思います。

学生時代のアルバイトから数えて、今年で塾講師歴30年、自分としては節目のようなものを感じています。この言葉にあるように、子ども達が楽をしようとしたりズルをしたりすることなく、目の前のやるべきことに真摯に向き合い勉強に励み、着実に学力を上げていくことが出来るように、これからも子ども達としっかり向き合った指導をしていきたいと思います。

さて、いよいよ入試シーズン到来です。明日からの大学入試共通テストを皮切りに、私立高校入試、私立大入試、国公立大学二次試験、公立高校入試とここからの約2か月は、入試が目白押しです。それに伴って、土日は、中3生の模試、私立入試対策、定期テスト対策、入試直前対策と模試や対策授業が続きます。

過去を振り返っても何も変えることは出来ませんが、今を変えることで未来を変えることは出来ます。入試やテストでは、学習した以上の結果を出すことはできません。今の日々の一歩一歩の全てが、入試やテストの結果を作ります。ですから、当日に悔いの残らないよう、今やるべきことを真摯に、そして必死に頑張りぬいてもらいたいと思います。必ず、精一杯した分だけの結果は出ます。最後の最後まで頑張りましょう。

今年も体調管理をしっかりして、日々悔いの残らない指導ができるよう、子ども達と一緒に頑張っていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。