[2023年2月10日]
こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。
立春も過ぎ、暖かくなったなぁ〜と思ったら、またまたお約束の冬日。そんな簡単には春になってくれない新潟ですね。今週は私立高校の合格発表があり、私立第一志望の生徒さん、全員が合格です。さあ、次はいよいよ公立高校&国公立大学二次試験!!先週までは中学生の定期テスト対策のための特別授業でしたが、今週末からは高校生のテスト対策&入試対策の特別授業スタートです。公立入試までも残り1か月をきりました。正念場となるこの1か月、体調をしっかり整え、子ども達と一緒に最後まで頑張っていきたいと思います!!
中3生・高3生さんは、当然ながら目の前に迫っている入試に向けて、全力で取り組まなければいけない日々ですが、年度末を控えたこの時期は、受検生さん達だけでない学年の生徒さんたちにとっても大切な時期です。
現学年の内容がきっちり理解出来ている状態を前提として、来年度の学習が積みあがっていきます。ですから、年度末はこの1年間のまとめをしっかりとしなければいけない時期となります。もちろん、小学生さんも然りです。
年度末を控えたこのぐらいの時期から、「復習用ワーク・ドリル」が数多く書店に並びます。そうしたものを活用するのも良いですね。ちなみに、漢字については、学校のドリルを何度も復習することも悪くはありませんが、薄い(ページ数の少ない)もので良いので、別のものを一冊使用した方が効果的だと思います。漢字は「書けてナンボ」ですので、出来れば、慣れているドリルよりも、新しいパターンのもので復習した方が、定着度がわかるので良いと思います。
これは算数でも同様で、やはり1年間で学習した単元がどれぐらい定着しているか?を確認するための薄めのワークORドリルに取り組んでみて、苦手単元や完全に忘れている単元があった場合は、その単元を集中的に復習する用ワークなどを使用すると良いと思います。算数は単元別のワークやドリルが豊富にあるので取り組みやすいかと思います。
また、国語においてもう一つ大事に復習ポイントがあります。小学4〜6年生さんは、漢字に加え『文の決まり』いわゆる文法に関する復習をしっかりしておくことです。基本的な文の組み立て(主語・述語・修飾語)や、熟語の組み立て、漢字の読み方など、小学生で学習する文法事項は中学生で学習する文法事項の土台となっています。熟語の組み立ては高校入試でも頻出の問題となっています。中学生になる前の、まだ一つ一つの文構造が複雑化していない今の段階で、しっかりその基本的なことを押さえておくことが肝心です。
さらに、小学5・6年生さんは、理科・社会の復習も出来ると良いですね。まとめ用のワークも数多く書店に並んでいますので、教科書をよく読み、しっかり復習しておくことで、6年生、中学生の準備となります。特に小学6年生さんは、5月末には初めての定期テストとなります。小学校時代の理科・社会の知識が中学での学習の土台となっています。理科・社会は好き・嫌いによる成績の差が出やすい教科でもあります。ベースとなる知識量を増やしておくことで、そうした好みの差を埋めることが出来ます。是非、取り組んでももらいたいと思います。
冬の間に培った一つ一つの学習は春からの学習の「種」となります。今のうちからしっかりと「種まき」をし、春には丈夫な芽が出るよう、頑張りましょう!!