[2023年2月13日]
大事な勉強
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先週は、雪の心配もなく、とても過ごしやすい一週間でしたね。
今までサボっていた(というより、雪道で歩けなかった)ウォーキングも再開し、普段と変わらない(雪かきがいらない)生活に戻りましたね。
でも、暖かくなって雪が融けてくれるのはいいのですが、雪の下から、枯れ葉や折れた枝やゴミなどが・・・
雪かきをしなくていい分、ゴミ掃除がたいへんです。
まあそれでも、雪の心配がないのはいいですね。
小学6年生が、教科書(算数)の学習を終えて、小学校のまとめに入っています。
ここから中学校入学までの2か月間、きちんと小学校のまとめをやったかどうかで、中学校のスタートが違ってきます。
中学校のスタート時にすでに差がついている教科の代表と言えば『算数(数学)』。
どうしても、幼児教育も含め、約10年間の学習量、理解度、情報量、経験値の差が出てしまいます。
差を埋めるのは簡単なことではないですが、素晴らしいスタートを切れるよう、この入学までの2か月間は、きっちり小学校のまとめ(復習)をしてほしいですね。
算数(数学)の勉強には、2種類あります。
1つ目は、教えてもらうことで力を付ける勉強。
2つ目は、繰り返すことで力を付ける勉強。
どちらが大事かではなく、両方とも大事な勉強です。
1つ目の勉強は、知らないこと、できないことをできるようにするためのもので、これは、塾でガッチリ指導を受けるべきものです。
2つ目の勉強は、1つ目の勉強でわかる、できるようなったことを定着させるための勉強と、速くて正確な計算力を身に付けるための勉強をさします。
せっかくわかった、できたことも、復習(反復練習)をしなければ、また元の状態に戻ります。
また、計算ができない子のほとんどが、「計算方法は知っているんだけど、計算が合わない・・・」という状態。
でも、かと言って、「(週1回の塾の授業で)みっちり計算練習をしてください」と言われても計算力はつかないのです。
(毎日通ってくるというのなら話は別ですが・・・)
速くて正確な計算力は、塾ではなく、ご家庭で、1日10分程度でもいいので、毎日継続的にやった方が確実に身に付くのです。
ヤクルトの村上のスイングを教えてもらえば、誰でもホームランを打てますか? と同じで、週に1度指導を受けただけではダメで、バットを振り続けなければホームランを打てるようにはなりません。
塾でできること、ご家庭でできること(やらなければならないこと)があります。
その両方が揃って、学習効果が表れます。
6年生の皆さんは、この2か月間、学習内容の見直しと、学習方法の見直しの両方を行って、素晴らしいスタートを切ってください。
(もちろん、我々も精一杯の協力をします!)