[2023年3月6日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
3月に入り、やっと春らしい日が続くようになりましたね。
「もう雪とはオサラバ!」と心に誓って、長ぐつやら、雪かき用のスコップやらを気合を入れて洗って、片付けてしまいました。
それにしても、暖かくなるだけで、気持ちがすごく前向きになりますね。
昨日の日曜日で、中3受検生のための『高校入試直前対策講座』が終わり、あとは明日の本番を残すのみとなりました。
みんな、最後の最後までがんばりました。お疲れ様です!
まあ、今さらジタバタしてもしょうがないですからね。
ある意味開き直って、「入試を楽しむ!」くらいの楽な気持ちで臨んでください。
色々心配なことがたくさんあった子たちでしたが、最後はちゃんと受検生らしくなっていました。
昨日の授業を見ていますと、「まだこんなところを間違っているの?」ということもあったのですが、自分なりに考えて、工夫して勉強していたんだなというのがよくわかりました。
子どもたちが一番心配しているのが数学。
勉強すればするほど、わからないことが増えていく・・・
そういえば先日、「数学の入試は、この問題集から同じ問題が出ますか?」ということを聞いた子がいました。
理科とか社会ならば、入試用の問題から7割ほどは同じ問題が出ても不思議ではないのですが、数学は問題集と同じ問題が出ることは残念ながらありません!
これは使っている問題集が悪いというわけではなく、数学の問題というのは、切り口を変えると、いくらでも新しい問題を作ることができるからなのです。
ではなんで入試に出ない問題集の問題を解いているのかというと、色々な解き方、考え方を身に付けて欲しいから。
数学の問題というのは、「Aという解き方がダメだったら、Bという解き方」、「Bという解き方がダメだったらCという解き方」、「Cという解き方がダメだったら・・・」というように、頭の中にいつくもの解法パターン(知識)がなければ解けません。
そして、その解法パターンは、実際に問題を解いてみないと身に付かないのです。
しかも、この解法パターンを身に付けるのは、ちょっとやそっとの勉強ではダメ。
たくさん問題を解いて、たくさん考えて、たくさん復習をした人だけが身に付けることができるのです。
まあ、入試の前の日にする話ではないかもしれませんが、今までがんばってきたことをもう一度整理し直すという意味で、今まで解いた問題をもう一度見直して、試験に臨んでください。
中3受検生を直接指導するのは終わりました。
あと我々にできることは『祈る』ことのみ。
明日は最後の『合格祈願』に行ってきたいと思います。