[2023年4月10日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
4月になり、気が付けば、朝5時を過ぎると辺りが明るくなっていますね。
今年は桜の開花が早く、しかも、春期講習中はほぼ毎日天気が良かったので、息子と自転車に乗ってあちこちの桜を観に行くことができました。
暑くもなく寒くもないこの時期は、自転車はいいですね。
ゆっくり自転車をこいでいると、春の匂いや空気を感じることができ、気持ちが前向きになりますね。
じきに、あっちぇ夏が来ますので、目一杯、春を感じていこうと思います。
春期講習が終わって、久しぶりの更新です。
春期講習中も通常授業がありましたので、朝に夜にと大忙し?だったのですが、春期講習では普段受講していない理科や社会、苦手単元の復習などを行い、通常授業では次回の定期テストの対策や1年間のまとめなどを行いました。
春期講習と通常授業で学習内容を変えて授業を行っていましたので、常に新鮮な気持ちで授業に臨むことができ、とても充実した3週間でした。(子どもたちはげっそりしていましたが・・・)
春期講習ですが、算数・数学の授業をしていると、「これは、算数・数学の力というよりは、国語の力(読解力)だな」という場面が多々ありました。
例えば小学2年生の『長さ』。
「黒板の横の長さをはかったら、1mのものさしで4つ分ありました。黒板の横の長さは何mですか?」という問題。
なんてことないような問題なのですが、『5m』と書く子が多くてビックリ!
なんでそういう答えになるのかな?と考えると、苦肉の策?で『1+4』を計算しているようで・・
どうも、1mのものさしを4つ横に並べている状況がイメージできないようなのです。
ですから、ものさしを4本並べた図を描いてあげると、すんなり答え(4m)が出るのです。
算数・数学で、『イメージ』ってすごく大事。
問題文の状況をイメージできなければ、問題を解くことなんかできるわけがありません。
ということで、春期講習中は、問題文の『図表化』を徹底的にやらせました。
どんなに簡単な問題でも、問題文の内容(状況)を図(絵)や表にする。
子どもたちにとっては、いちいちめんどくさいことなのですが、このちょっとした日々の努力や工夫が、後々大きな差となるのです。
今週から学校も新学期が始まります。
しばらくは、落ち着かない日々が続くかと思いますが、新しい年度の始まりということで、気持ちを新たに、みんながんばってほしいですね。(もしろん、我々もがんばります!)