[2023年4月17日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
天気が良い暖かい日が続いていますね。
(週末になると崩れますが・・・)
冬眠?していた小クワガタたちも目覚めたようで、活発に動き回っています。
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エサをあげたり、マットに霧吹きをしたり、・・・ 日々の管理がたいへんですが、大切な家族の一員ですから、精一杯お世話をしてあげようと思います。
新中学1年生が夜の授業に参加するようになって、2週間が経ちたした。
毎日学校では、新しいこと、慣れないことばかりで、ちょっとお疲れのようですが、がんばって塾の授業に参加しています。
今年の子たちもみんな、がんばり屋さんばかりです。
今回は『学校の授業の受け方・日々の勉強のやり方』について書こうと思います。
新中学1年生だけでなく、新中学2・3年生も、小学生も高校生もぜひ参考にしてください。
日々の授業の受け方&勉強方法は
・『授業をよく聞く』
・『復習(問題演習)をきちんとする』
・『「わかった!」のレベルを上げる』
の3点のみ。
当たり前すぎて、今さら聞く気も起きないかもしれませんが、この3つがきちんとできている人って、意外と少ないかと思います。
まず『授業をよく聞く』ですが、単に、授業中、先生の話をじーと聞くのではなく、先生の話をよく聞く、すなわち、先生の話を理解するために、前もって予習をし、板書だけでなく、先生が言ったこともきちんとメモするということが必要です。
「先生の話をちゃんと聞いたけど、さっぱり理解できなかった」では意味がありませんからね。
前もって予習をする、すなわち、教科書に目を通す、英語や古文・漢文なら本文をノートに書き写す、数学なら例題を解いてみる・・・
このちょっとした手間をかけるかどうかで理解度はかなり違ってくると思います。
次に『復習(問題演習)をきちんとする』です。
先ほど書いたように、授業中は、先生が話したことを理解したり、メモしたりするのに全神経を注ぎますので、問題を解いている時間はないかいと思います。
授業=インプット です。インプットだけでは身に付きません。
必ず、問題演習=アウトプット をしましょう。
問題演習で大事なことは、『間違い直しをきちんとする』こと。
「とりあえず赤ペンで正解を写した」「とりあえず解説を読んでみた」・・・ これでは『間違い直しをした』とは言えません。
間違い直しをするというのは、
・自分に足りない知識を赤ペンで書き加える
・解説は読むだけでなく1行1行考えながら写す
・テスト前に頭に入っているかもう一度確認する
など、手と頭と目を使って、自力で解けるまで何度も繰り返すことが『間違い直しをする』ことなのです。
特に数学や理科は、言葉(用語、文章)だけで理解することはほぼ不可能で、言葉(文章)と図表のセットで考えるようにしなければ頭に入りません。
間違えたとき・わからないときに、解答解説を見ることはいいのですが、解答解説には言葉(用語、文章)しか載っていないことがよくありますので、自分で『図表を付け加える』作業が必要になります。
最後に、『「わかった!」のレベルを上げる』です。
簡単に言えば、質問が出ないような勉強はするな! ということ。
質問が出ないくらい完璧に理解できているのなら、毎回満足がいく点数を取っているはず。
私の経験上、質問の回数が点数に比例していると思います。
成績がいい子って、些細なことでも質問しますからね。
ほんとうに「わかった!」かどうか判断するには、自分でテストをしてみればいいのです。
きちんとしたテスト問題でなくてかまいません。
今まで解いて間違い直しをした教科書やワークの問題でいいのです。
もう一度解いてみて、自力で解けるかどうかを確認する。
自力で解ければOK。解けなければ理解が不十分ということ。
理解が不十分ならば、もう一度解説を読んで、解き直せばいいのです。
勉強には特別な教材も勉強方法も必要ありません。
誰でも知っていること、誰でもできることを徹底的に繰り返すのみなのです。
最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると無意識に実行できます。
ぜひこの3点に気を付けて、日々の授業&家庭学習を行ってください。