[2023年5月26日]
暑かったり寒かったりとおかしな天気の毎日ですね。我が家でも、厚手の布団を出してみたり、薄手の布団を出してみたりと、落ち着かない毎日です。
先週末は息子の小学校最後の運動会でしたが、土曜日は授業があるため、主人と交代で観に行きました。私はスタートのダンスから騎馬戦まで、その後交代して、主人は最後の学年リレーを観てきました。普段、超インドアなうえ、大した運動をする習慣のない日々を送っていたせいか、強い日差しの中での観戦でぐったりしてしまいました。
運動会は…というと、騎馬戦では堂々の上!まあ、学年で一番のチビすけさんなので、当然なのですが、1回戦は数秒で帽子を取られ、2回戦は『逃げまくる』作戦が功を奏しなんとか帽子を死守。リレーでは、大外からあっという間に抜かされる…運動会は運動が苦手さんにはなかなか活躍の場はないものですね。それでも、息子はとても楽しかったようで、大満足で帰ってきました。良かった良かった。人にはそれぞれ活躍の場があるはず(きっと)と、心から感じる運動会でした。
来週に各中学校で前期中間テストが実施されます。今週はどの学年の生徒さんも、さすがに必死な様子で黙々と問題に取り組んでいました。学校によってはビックリするほど範囲が広いのですが、日々の取り組みがきちんとされている生徒さんは、その範囲の学習を終え、問題演習が中心となっています。
しかし、毎週の宿題の取り組みや、単語・本文テストの練習がきちんとされていない生徒さんは、ギリギリ範囲が終るか終わらないか、もしくは確実に終わらないということもあります。
テスト対策授業も行っていますが、そのように日々の取り組みがきちんとされていない生徒さんほど、学校のワークが殆ど取り組まれていない状況です。学校のワークは提出しなければいけないものですから、この取り組み方が雑であれば、提出できたとしても評価は良くありません。学校の先生もプロですから、適当に取り組んだのか、一生懸命丁寧に取り組んだのかは一目瞭然です。
塾で行うテスト対策授業は、テスト勉強の『総まとめ』として行うので、問題演習が中心です。ですが、学校のワークが殆ど終わっていないような状態では『総まとめ』の問題演習を行うことが出来ません。結果として、学校のワークのサポートをすることとなります。これでは、何のための『テスト対策特別授業』なのか???と思います。
『塾に通う』というのは、当然ながら時間もお金もかかるものです。家でやらなければいけない学校の課題は家庭でしっかり行い、そこにプラスアルファとしての塾の学習があるからこそ、敢えて時間とお金を使って通う意味や、塾に通っていない子との『差』が生まれてきます。
私たちは、子どもたちの日々の学習の様子を見ているので現時点での学力は把握できています。ですから、テストを受ける前のこの時点で既に、例年のテスト傾向や難易度から、『〇点ぐらいは取れそうだな』というのが予想できます。その得点を少しでも上げようと、躍起になって指導しています。
いつもいつも子どもたちにも、そしてこのブログでも言っていますが、『通うだけで成績が上がる塾』なんてのは存在しません。どこかの塾に入り、そこの教室の空気を吸っているだけで、もしくはただ先生の話を聞いているだけで成績が上がるなんてことはありません。塾は魔法の部屋ではありませんし、私たちは魔法使いではないのですから。
テストまで1週間を切っています。部活動もお休みとなっているかと思います。学校のワークの仕上がり状態はどうでしょうか?現段階で既に3回終了し、それでも出来ない・分からないところがピックアップ出来ている状態であるべきだと思います。皆さんはどうでしょうか?テストというのは正直です。頑張って取り組んだ分だけ必ず得点が上がる−そういうものです。
テストまでの日数はそれほど多くはありませんが、皆さん自身が必死なって『1点でも多く取ってやる!!』という思いと何よりも『行動』が必要です。今週末が最後のテスト対策特別授業となります。テスト前最後の土日を是非有意義に過ごしてもらいたいと思います。行動あるのみ!です。