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啓新セミナー

[2023年6月30日]

茅の輪くぐり

 こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。

 毎日、本当に蒸し暑いですね。じっとしていても汗が出てきて、まさに梅雨ど真ん中!ですね。昨日は朝からカッコウの鳴き声が響き、夏が来たことを感じました。地元(岐阜)にいた頃、内陸の海無し県で山に囲まれている割に、カッコウの鳴き声は記憶にありません。

 調べてみると、本州中部から北に多くいるようですので、私に「風情を感じる心」が無かったという訳ではなさそうです。やはり、新潟は様々なことから季節の移り変わりを感じられる良い所ですね。
 
 あっという間に6月も今日で最後ということで、毎月1日に白山神社に参拝に行っているのですが、6月30日は半年分の穢れを祓う神事である「夏越の祓(なごしのはらへ)」が行われており、「茅の輪くぐり」ができるため、今日行ってきました。
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 午前中はひどい土砂降りでしたが、神社に行く頃には雨もあがり、無事に「茅の輪くぐり」もできました。「風鈴祭り」もされていたので、色とりどりの風鈴が涼やかな音を鳴らしていました。様々な形の風鈴がとてもきれいなので、見に行かれると良いですよ!
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 今週は各高校でテストが行われています。ということで、高校生の学習についてです。
 
 先週から高校生のテスト対策特別授業が始まり、今週末まで実施します。塾に来ている高校1年生さんは、昨年の受検生の時の方がまだ「ましだった」…と言っています。高校生になると、テストの教科数が増え、学習スピードも速いです。テスト前にしなければいけない学習量も半端なく、中学生時とは比べ物になりません。また、教科によってはワーク等が配付されるわけではないので、自分で市販のワークを探してくることから始めなければいけないものもあります。 

 塾生さんには、その生徒さんの学習状況をよく見て、その子に合うような参考書や問題集を紹介していますが、書店に多く並ぶ参考書や問題集の中から自分に合うものを見つけるだけでも大変な事かと思います。本当に、高校生の勉強って大変です。
 
 兄弟・姉妹がいらっしゃるご家庭であれば、高校のテストについて、内容はともかくとして、何点ぐらいが平均点かなどをざっくりとご理解されていらっしゃるかと思いますが、長男・長女さんですと、中学とのギャップに驚かれるかもしれません。基本的に、教科数や範囲が広いだけでなく、採点基準・平均点が中学までとは大きく異なるので、保護者の方には、中学生時と同様な感覚でテストをご覧になられないことをお勧めします。
 
 卒塾した塾生さんには「無料授業チケット」を卒塾時にお渡ししていますので、テスト対策は勿論のこと、この夏期講習でも是非活用してください。高校は長期休暇明けは必ず「課題テスト」があります。1学期の中間・期末テストで思うような得点が取れないときは、日々日々の小テストや課題テストでしっかり得点できるよう取り組んでもらいたいと思います。

 高校からは中学のように全員が順調に進級できるわけではありませんし、昔と違い、今は大学入試でも「内申点」が必要です。何よりも、高校入試の時と違い、「受験勉強は3年生になってから…」は通用しません。
 
 また、数学や理科が苦手だから…とか英語や国語が苦手だから…という安易な発想で理系・文系の選択をしないように気を付けてくださいね。自分が進みたい進路をよく考えたうえで、文・理の選択をすることと、「苦手」というだけで簡単に「捨て教科」を作らないよう気を付けて学習してください。
 
 自分自身の経験からも、高校の学習は「ちょっとわからないな」と思っていると一気に「全然わからない」の領域に入ってしまいます。「ヤバイ」と思った時にはすでに手遅れとなってしまうので、そうなる前にきちんと手を打つようにしてください。日々の学習管理をきちんとし、必要な教材をしっかり揃え、昨年の受検時以上の学習が必要です。高校1年生の冬までに「学習習慣」を確立できるかどうか?が今後を大きく左右します。是非、ご相談ください!!