[2023年9月22日]
こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。ようやく暑さも和らぎ、夜もエアコンいらずで寝られるようになりましたね。日中は雨のせいか、ムシムシとしますが、少し前とは比べ物にならないほど過ごしやすい毎日です。少しずつ季節が進んできているのを感じますね。朝晩の寒暖差が大きくなると体調を崩しやすくなります。子ども達も保護者の皆様もお体に気を付けてお過ごしくださいね。
中学生の定期テストが終わりましたが、今度は高校生が定期テスト期間を迎えます。ということで、今週末は高校生の定期テスト対策&中3生の模試対策のための特別授業となります。高校生のテスト対策は、高校毎に使用教科書や範囲が大きく違うことが多いため、準備に追われる日々です。
どの高校生に聞いても、高校のテスト対策は中学時とは比べ物にならないぐらい大変だと言います。科目数が多いことと、その内容の深さ、覚えなければいけない事項の多さが中学とは段違いとなってくるからです。特に英語では、ECとEXの2科目があり、どの高校でも単語集からの出題があります。その単語数が半端ないほど多く、また、教科書の本文もかなり長くなっています。中学ではそれほど英語で苦労していなかった生徒も、かなり四苦八苦している様子です。
高校の学習では、予習をして授業に臨むのが基本となってきます。この予習をどれだけきちんとやれているか?がカギを握ります。と言っている私は、高校ではかなり英語で苦労しました。予習や毎週の単語テストを疎かにしていたことが一番の原因です。英語は高校1年生での学習が大学入試に大きく影響します。ですから、大学入試の時もやはり英語でかなり足を引っぱられ、苦労したのを覚えています。
高校英語と古典は、高1までにその殆どの学習単元を終え、2・3年生は更にその内容を発展させた内容を学ぶ構成となっています。つまり、高1での学習が疎かになってしまうと、後で挽回しようと思ってもなかなかうまくいきません。中学時のように、中3になってから奮起して学習をしても、思うように成績を伸ばすことが難しくなります。
逆の言い方をすると、高1である程度、学習の基礎を作っておけば、相当「楽」になるとも言えます。現高1の生徒さんは、そのことをしっかりと胸に刻んで、日々の予習・復習、小テスト勉強を大切にしてもらいたいと思います。
中学生の皆さんも、中学英語が高校英語の基礎となります。今学習している内容が理解できなければ高校に入ってからも苦労することは目に見えています。これから、どんどん内容が濃く、難しくなってきます。中学1年生さんであれば、今学習していることがこの先5年分の基礎となることを意識して取り組んでもらいたいと思います。語学の学習は進めば進むほど難度が上がります。そして、必ず毎日取り組むことが大切です。
「歯磨きをするように英語の学習を」ー英語の学習が日々の習慣となるよう頑張ってもらいたいと思います。