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啓新セミナー

[2023年10月9日]

高校の説明会に参加して

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

今日は祝日(スポーツの日)。
楽天(野球)の試合結果は気になりますが、スポーツとは縁のない大谷家では、いつも通りの生活。
スポーツ好きでも、こう寒いと何もしたくないですね。
スポーツの日は、体を動かす日ではなく、睡眠時間を増やす日になってしまいますね。


ここ3週間ほど、家内と手分けして、私立高校の入試説明会に参加しています。
どこの学校も、校長先生をはじめ、どの先生もあいさつは丁寧ですし、熱心にわかりやすく説明してくれました。
進学実績を強調する学校、高校での伸び(成績上昇)を強調する学校、先生の面倒見の良さを強調する学校、グランドや体育館を含めた設備が充実していることを強調する学校、課外活動(SDGsへの取り組み等)に積極的に参加している学校・・・学校によってアピールする点は違いましたが、どの学校も子どもたちのために精一杯研究して指導されているのがよくわかりました。

私立高校は公立高校にはない設備があったり、公立高校ではできないようなカリキュラムがあったりして、とても魅力的で、このカリキュラムで3年間びっしり勉強すれば、かなり伸びるだろうなという感じがしました。
それに、私立高校は授業料が高いというイメージがありますが、保護者の所得に応じて県から補助が出ますし、中学時代の成績が良ければ特待生として、入学金免除や授業料免除・補助等の制度がありますので、経済的な負担も公立高校とあまり変わらない感じです。
(特待生になるには、あくまで『中学時代にしっかり勉強した』ことが大前提ですが・・・)

個人的な意見ですが、公立高校でも私立高校でも、要は「何をするために高校へ行くのか?」をしっかり考えて選択することが大事だと思います。
自分は将来何をしたいのか? そのためにはどの大学or専門学校に行かなければならないのか? さらにそのためにどの高校に入らなければならないのか? をきちんと考えて高校を選んでほしいですね。
(単に数学が嫌いだから『文系』 ではダメかと・・・)

高校の説明会を聞けば聞くほど、我々の時代と大きく変わっていることに驚くばかりですね。
受験システム、授業カリキュラム、大学受験対策、・・・
塾生のために説明会に行っているのですが、「うちの子は大丈夫か?」とついつい自分の息子(まだ小学生ですが・・・)のことを心配してしまいます。
毎日何も考えずに、チャリンコをこいで通っていた時代とは違うのですね。

中学校と環境が大きく変わって、授業の進度・難易度、友だち関係、先生との信頼関係、・・・ の悩みで、学校に行けてない子が多いと聞きます。
当塾にも高校生が来ていて、「毎日たいへんだ!」とは言っていますが、それでもがんばって学校に行っているようで、それだけでもすごいことだと、改めて思いました。
自分には勉強を教えることぐらいしかできませんが、子どもたちのたいへんな学校生活の助けになるよう、精一杯サポートしていかなければいけませんね。
(それでも最終的にがんばるのは子どもたち自身ですが・・・)