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啓新セミナー

[2023年10月16日]

肩回し

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

先週は、晴れて暖かい日が多く、しかも、息子が早帰りの日が多かったので、息子とキャッチボールをしに、河川敷へ何度か出かけました。
昨年は、五十肩の痛みがひどく、ボールを投げても受けても悲鳴を上げていましたが、今年はすごく軽快にボールを投げています。
(ストライクはなかなか入りませんが・・・)

以前、痛みがひどくて、整形外科に行ったとき、先生に、「毎日肩を回すといいよ」と言われたので、毎日お風呂上りに回していたら、本当に痛みが取れたのです。
以前は、くしゃみをするだけで激痛が走っていたのに、毎日たった5〜10分間の肩回しでこんなにもよくなるなんて・・・
勉強と同じで、毎日わずかな時間でもコツコツ続けることで効果が出るのですね。
『継続に勝るものなし!』ですね。

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現在、小学校5年生が『分数のたし算・ひき算』を学習しています。
ここでのポイントは『通分』。
ぱっと通分ができる(分母の最小公倍数が見つけられる)かどうかで、進み方がまったく違ってきます。
最小公倍数が、頭の中でパッと見つけられる子と、倍数を書き出さないと見つけられない子とでは、大きな差がついてしまいます。
「どうしたら通分がうまくできるようになるのですか?」と、よく聞かれるのですが、こればかりは「練習あるのみ!」ではないかと・・・
最小公倍数がぱっと思いつかない子は、圧倒的に計算練習が足りていないのが原因かと思います。
学校の授業・宿題、塾の授業・宿題だけでは、全然足りません。
計算力は、先ほどの『肩回し』と同じように、毎日続けることで身に付くものです。
本屋さんへ行くと、『1日5分計算練習』のようなドリルが売られています。
何種類かありますが、中身は大差ありません。
お子様が気に入ったものを購入して、ぜひ毎日やらせてください。

現在通塾している生徒で、毎日計算練習をしたら、成績が上がったという子がいます。
その子は、最初の頃は計算ミスが多くて、その間違い直しだけで授業が終わってしまっていたのですが、計算ドリルを毎日やるようになったら、計算ミスが減り、その間違い直しの時間が減った分、授業がどんどん進み、今ではかなり難しい問題までチャレンジすることができるようになったのです。
たかが計算、されど計算なのです。

繰り返しになりますが、計算に困ったら『練習あるのみ』です。
○付け等、保護者様の負担が増えるかと思いますが、ぜひお子様のために、協力してあげてください。