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啓新セミナー

[2023年11月3日]

定期テストへのラストスパート!

 こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。今日は朝から暖かく、11月とは思えないような陽気ですね。朝晩の寒暖差が大きいので、体調管理が難しい日々かと思います。

 今週は、学校での行事や参観日、加えて学校の給食室の不具合により、息子のお弁当作りが続き、本当にドタバタした一週間でした。ということで、疲れがたまってきている週末となっていますが、今日から3日間は中学生のテスト対策と中3生の模試と、まだまだ忙しさが続きます。気合を入れて頑張りたいと思います。
 
 中学生の定期テストが来週頭に迫り、授業中の子ども達の様子は真剣そのもの。授業中はとても頑張って取り組んでいるのですが、よくよく話を聞いてみると「まだワークが終わっていない…」と言う子もチラホラいます。どの学年も、今回もテスト範囲が広く、範囲内容の学習事項の難度も上がってきているので、テスト前だけ慌てて取り組んでも思うように進まないのでしょう。

 英語では、中1は「3単現のs」「現在進行形」「人称代名詞」、中2は「文型」「比較」、中3は「関係代名詞」と各学年の核となるような単元が盛り込まれています。どの単元も、今までの学習事項がきちんと理解できていないと、攻略できない単元ばかりです。普段の塾の宿題や学校のワークをおざなりに取り組んでいる子は、ちょっと進んでは止まりを繰り返してしまうため、範囲の学習事項を終えることもままなりません。

 特に中1では、今回の単元を攻略できるかが、今後の英語学習の分岐点となります。いつもブログでお伝えしているように、英語の文法事項を理解するための国文法力が身に付いているか、カギを握ります。昨日の授業でも、問題演習中に、「名詞を修飾するのは何詞か?」がパッと出てこない子が多くいました。修飾語に関しては小学3年生の国語で初めて学習し、その後も難度を上げながら小学6年生までに繰り返し学習する内容です。

 また、中学3年生の「関係代名詞」は中学英文法の集大成とも言える内容ですので、当然、1・2年生時に「学習の穴」がある状態では理解するのも困難です。英語の学習は階段状になっているため、どこかを飛ばして次の単元のことを理解することは非常に難しいものです。これが、数学・理科・社会との大きな違いです。

 テストまで残り数日ではありますが、今回のテストに向けてだけでなく、その後の学習を見据え、1つ1つをきっちりと仕上げていきたいと思います。今日から3連休、学習時間を確保しようと思えばいくらでも出来ます。テスト対策の特別授業を受講して満足するのではなく、自宅でもきっちり学習に励んでもらいたいと思います。

 どの学年の生徒さんにも、ワークの取り組み方を授業内で指導しています。塾で取り組んでいるやり方と同様の取り組みを、是非家庭学習でも行ってください。ラストスパート、頑張りましょう!!