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啓新セミナー

[2023年11月20日]

興味を持つ

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

最近図書館で ↓ を借りてきて読んでいます。

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興味がない人にはすごくつまらない本だと思うのですが、これがおもしろい!
『江戸300藩』と言われるほど、江戸時代全国には大小さまざまな藩があり、新潟県にもたくさんの藩があることを知りました。
この近くでは、旧巻町にあった『三根山(みねやま)藩』。
こんな藩があるなんて、この本を読むまでは、恥ずかしながらまったく知らなかったのですが、実は『米百俵』で有名な藩なのです。
『米百俵』というと『長岡藩』『小林虎三郎』が有名かと思うのですが、その百俵の米を長岡藩に送ったのが、三根山藩なのです。
また、戦国大名の毛利家の血を引く藩がいくつかあって、どの藩も『一文字三星紋(いちもんじみつぼしもん)』を家紋としているのですが、同じ一文字三星紋でも各藩によって一文字のデザイン(書体?)が少し違っているのです。
江戸300藩やその藩校をすべてめぐるのは無理かもしれませんが、新潟県内の藩・藩校は制覇したい(行ってみたい)ですね。


中学生の定期テストが返却されました。
社会(特に歴史)が下がっている子が目につきましたね。
「社会ってどんな勉強をすればいいのですか?」「どうしたら覚えられるのですか?」とよく聞かれるのですが、「教科書を音読する」「年表を書いてまとめる」「表を書いて整理する」「問題をたくさん解く」・・・といろいろな対策がありますが、一番は『興味を持つ』ことではないでしょうか?
「好きこそものの上手なれ」ではないですが、興味があることはどんどん吸収し、興味がないことはなかなか覚えらない、覚えてもすぐ忘れてしまうものだと思います。
興味がないことに興味を持てというのは酷な話かもしれませんが、歴史マンガを読むなり、大河ドラマを観るなり、実際に史跡や資料館を訪れる、・・・ といったことをきっかけに、興味を持てるようになるのだと思います。
(『博士ちゃん』を観るのもいいかと・・・)

子ども自身で実行に移すのは難しいかと思いますので、保護者様の協力が必要になります。
考えてみれば、私が小学生の頃は、じいちゃん、ばあちゃんがよく『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』を観ていましたので、江戸時代の生活や仕組みは、なんとなく理解できていました。
(『越後屋』が悪者だということもこれで知りました・・・)
また、興味を持たせるのは、年齢が低ければ低いほどいいかと思います。
教科書や問題集だけでは得られない知識があります。
ぜひ親子で楽しく学んでください。