[2024年1月26日]
こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。今週に入り、毎日本当に寒いですね。今年最大級の大寒波襲来という事で戦々恐々としていたのですが、新潟は寒さは厳しいものの、雪はそうでもなくホッと胸をなでおろしています。ニュースでは、名神高速道路の関ヶ原付近で大変なことになっていると報道されていました。関ヶ原は私の父の実家があり、関ヶ原インター付近には、叔母が住んでいます。連絡を取ってみると、一気に積雪し、約50センチぐらい積もったようです。
昔から関ヶ原は良く雪が降る所で、父も幼い頃は2階から出入りし、学校までスキーを履いていったなんて話も聞いたことがあります。最近ではそんなことはなかったようで、今回は本当に大変だと話していました。まだまだ、1月下旬、新潟も気は抜けませんね。寒さだけでなく、インフルエンザやコロナウィルスもまだまだ流行が続いているようです。体調に気を付けて過ごしたいですね。
高校3年生の塾生が、大学入試の最後の追い込みに入っています。明日は私大の入試、来週末には国公立大学と入試が続きます。ということで、私も共通テストからずっと、大学入試問題に追われる毎日です。大学入試の問題は文字が小さいので老眼鏡を駆使して必死になって朝からずっと英文を読みまくっています。昨年の大学入試対策では小論文の添削に追われていました。大学入試は、共通テスト以降は受ける大学によって対策が異なってくるため、まさに「格闘」です。ですが、こうして入試対策と格闘するお陰で、自分自身のスキルアップにもつながるので、そんな機会を与えてくれる子ども達には「感謝」ですね。
現在、高校生は人数は少ないものの、新潟高校、新潟南高校、江南高校、中央高校と様々な高校の生徒さんをお預かりしています。高校では教科書がそれぞれ違うため、授業準備もまさに「個別対応」となってきます。それでも古文はまだ、取り扱う文章がある程度かぶってくるので良いのですが、英語の場合は指導文法事項は共通でも、英文が異なるため、高校、学年の数だけの予習となってきます。ということで、勉強というか修行のような日々ですが、様々な教科書を読むことはとても良い勉強となっています。
塾の先生の中には、高校時代、めちゃめちゃ勉強を頑張り、その経験値を活かして指導している方も多くいらっしゃるとは思いますが、私は逆ですね。勉強しなければいけないけど、思うように気が進まない…、あ〜やっておけばよかった…、そんな子ども達がまさに今思っているような経験を私もたくさんしました。あの頃の自分と比べると、確実に今の方が勉強しています。もっと勉強しておけば…と、そんな後悔を活かしている日々です。
自分の経験を踏まえ、子ども達には「勉強しなくて『もっと勉強すればよかった…』と後悔することはあっても、勉強してたくさん知識を付けて『しまった!こんなにたくさんのことを学んでしまった!!』と後悔することは無いよ。」と話します。小学生や中学生の時に、「勉強の仕方」を学ぶ、「考えるとはどういうことか」を学ぶ、そんな経験は入試に限らず必ず活きると思います。
今の小学生や中学生の塾生さん達は、この先、大学入試、専門学校入試、就職試験などにチャレンジする日が必ず来ます。大人になって働き出しても、様々な社内試験だったり資格試験にチャレンジするでしょう。そのどんな場面においても、小中学生時代に「学ぶ経験」をすることは、そうしたハードルを乗り越える土台となると思います。私の数十年前の後悔が、今の子ども達の学びに少しでも役に立てれば…と思っています。そして、私自身も自分の後悔を今、しっかり取り戻していきたいとも思っています。