[2024年2月5日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
現在、小学3年生が『時刻』の勉強をしています。
「次の( )にふさわしい単位(時間、分、秒)を入れなさい。
1.ねむっている時間 8( )
2.歯みがきの時間 3( )
3.通学の時間 20( )
・・・」
という問題を解いた子の解答が・・・
1.ねむっている時間 → 8( 分 )
2.歯みがきの時間 → 3( 秒 )
3.通学の時間 → 20( 時間 )
・・・
となっていました。
(個人差がありますので、間違っていないのかもしれませんが・・・)
「ねむっている時間が8分だと体がもたないよ」「歯みがきが3秒だと虫歯になるよ」「通学の時間が20時間だと着いたら夜になっているよ」・・・ などと、説明?しながら一緒に間違いを直しました。
『時計』の問題って、苦手な子はいつまでたっても苦手ですよね。
こればかりは、教科書を読んだり、説明を聞いたりしてわかるというよりは、「常に意識して行動しているか?」つまり、『感覚的』に身に付いているかどうかの方が大きいかと思います。
「1分の長さは?」と言われて、口でいくら説明しても理解させることはできないでしょう。
タイマーで測って、体で感覚的に覚えるしかないと思います。
(同じ1分でも、授業中の1分と、ゲーム中の1分では違うかと思いますが・・・)
「算数」って、方程式を作ったり、因数分解したりして、きっちり解くものばかりではなく、体で感覚的に覚える・理解することの方が多いのかもしれませんね。
そして、その感覚的に覚えたこと・理解したことを式で表すと言った方が合っているのかもしれませんね。
ですから、まずは『感覚的』に身に付けることが大事なのです。
「『1平方メートル』ってどれくらいの大きさ?」
「『1L』ってどれくらいの量?」
「『1200円の2割引き』ってどれくらい得するの?」
「『秒速80mの速さ』で10秒進むとどこまで行けるの?」
・・・
算数が苦手な人は、問題集を解く前に、まずは実際にやってみて、体で『感覚的』に覚える・理解することやってみてください。