[2024年2月12日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
中学生の定期テスト対策が終わり、先週末から高校生の対策が始まりました。
高校生の人数は少ないのですが、テスト範囲が、?、A、?、B、?、Cと、誰一人として被ることがないですので、予習が大変です。
(まあでも、数学の問題を解くのは嫌いではないので、特に負担ではないですが・・・)
先日、数Cの参考書を読んでいましたら、2次曲線(円、放物線、楕円、双曲線)の接線を求めることによって、光の反射の法則(反射した光が焦点を通る、等)を説明した問題がありました。
理科(化学)の法則というのは、実験によってのみ証明されるものと思っていましたので、数学(計算)によって証明できるなんて驚きですね。
誰もが苦手で嫌いな算数・数学。
でもこのように、いろいろな現象・法則が、算数・数学の知識で求めることができるということを知れば、興味が出てくるかもしれませんね。
昨日の日曜日は、中3生対象の『新潟県統一模試』を実施しました。
寒い中、朝早くからお疲れ様です。
今年度の最後の統一模試が終ると、いよいよ『(公立高校の)入試本番!』って感じですね。
(考えてみれば、本番まですでに1か月切っていますから、当たり前と言えば当たり前ですが・・・)
当塾では、『新潟県統一模試』が終わると、その間違い直しをさせています。
最初の頃は、その間違い直しのノートをチェックすると、漢字を間違えていたり、(数学の証明などの)理由・条件を勝手に省略していたり、挙句の果てに、間違った解説を書き込んでいたり、・・・
間違い直しの『直し』をしなければならない状態でした。
それがいつの間にか、間違いを直す必要がなくなり、参考書として十分通用するようなノートを作る子もいて、子どもたちの進歩を感じています。
もちろん、間違い直しノートは人に見せるためものではないですし、そもそも、ノートを作ることが目的ではなく、間違えた問題を正確に理解して身に付けることが目的なのです。
でも、見やすいノートを作ることができるということは、きちんとわかっているということですので、理解力も上がっていると思います。
(何が書いてあるかわからないノートは、きちんと理解できていないのが原因かと・・・)
まだ合格点(安全圏)に達していない子、成績が下がっている子もいますが、どの子も1年前と比べて、確実に進歩しています。
この時期、コロナやインフルエンザが流行っていたりと、勉強以外にも心配しなければならないことが多いですが、あと1ヶ月弱、今までやってきたことを信じて、努力を続けて欲しいですね。
また、間違い直しは、『1回でOK!(終わり)』ではありません。
必ず、自力でできるまで定期的に何度も解き直してください。
焦らず、慌てず、地道に、です。