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啓新セミナー

[2024年2月26日]

2つの勉強

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

先週は、久しぶりに息子と一緒に映画を観に行ってきました。(仮面ライダーですが・・・)
家のテレビで観るのと違って、映画館の巨大なスクリーンで観るのは、映像や音響の迫力があっていいですね。
これから見に行く方もいらっしゃるかもしれませんので、内容については触れませんが、若干大人向けのストーリーでしたが、ニューバージョンのライダーだけでなく、ガラケーを持って変身する昔のままのライダーも登場して、とても懐かしかったです。
仮面ライダー好きの息子と一緒に必死にレンタルDVDを観ていたのを思い出しました。
仮面ライダーは素晴らしい映画ですね。


小学6年生が、教科書(算数)の学習を終えて、小学校のまとめに入っています。
ここから中学校入学までの約2か月間、きちんと小学校のまとめをやったかどうかで、中学校のスタートが違ってきます。
中学校のスタート時にすでに差がついている教科の代表と言えば『算数(数学)』。
どうしても、幼児教育も含め、12年間の学習量、理解度、情報量、経験値等の差が出てしまいます。
差を埋めるのは簡単なことではないですが、素晴らしいスタートを切れるよう、この入学までの約2か月間は、きっちり小学校のまとめ(復習)をしてほしいですね。

算数(数学)の勉強には、2種類あります。
1つ目は、教えてもらう(理解する)ことで力を付ける勉強。
2つ目は、繰り返すことで力を付ける勉強。

どちらが大事かではなく、両方とも大事な勉強です。
1つ目の勉強は、知らないこと、できないことをできるようにするためのもので、これは、塾でガッチリ指導を受けるべきものです。
2つ目の勉強は、1つ目の勉強でわかる、できるようなったことを定着させるための勉強と、速くて正確な計算力を身に付けるための勉強をさします。
せっかくわかった、できたことも、復習(反復練習)をしなければ、また元の状態に戻ります。
また、計算ができない子のほとんどが、「計算方法は知っているのだけど、計算が合わない・・・」という状態。
しかし「(週1回の塾の授業で)みっちり計算練習をしてください」と言われても計算力はつきません。
(毎日通ってくるというのなら話は別ですが・・・)

速くて正確な計算力は、塾ではなく、ご家庭で、1日10分程度でもいいので、毎日継続的にやった方が確実に身に付くのです。
「ドジャースの大谷翔平選手のバッティングフォームを見ただけで、大谷さんと同じバッティングができますか?」と同じで、指導を受けただけでは身に付くわけがなく、毎日バットを振り続けなければ大谷さんのようにはなれないのです。

塾でできること、ご家庭でできること。
塾でやるべきこと、ご家庭でやるべきことがあります。
その両方が揃って、学習効果が表れます。
6年生の皆さんは、この約2か月間、学習内容の見直しと、学習方法の見直しの両方を行って、素晴らしいスタートを切ってください。
(もちろん、我々も精一杯の協力をします!)


★連絡です★
2月26日(月)〜3月3日(日)の期間は、中3生の『高校入試直前対策講座』を行いますので、小学生、中1・2生、高校生の通常授業はありません。
3月4日(月)より、3月度の通常授業を再開します。