[2024年3月8日]
こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。ようやく公立高校入試が終わりました。今年は、例年と違う倍率だったり、国語での出題ミスがあったりと、波乱な公立高校入試でしたが、ようやく終わってホッと一息です。塾生さん達も無事に試験を受けられたようで本当に良かったです。保護者の皆様も、ここまで子どもたちを学習面だけでなく健康面、精神面でのサポートは本当にご心労が大きかったことかと思います。本当にお疲れ様でした。合格発表まで1週間ありますので、子どもたちも保護者の皆様も少しゆったりとお過ごしください。
入試当日は、毎年主人と2人で、白山神社、そして菅原神社へ参拝し、合格祈願をするのが啓新セミナー流。ということで、今年もしっかり、バッチリ合格祈願をしてきました。白山神社の本堂横にある菅原道真公ゆかりの「合格祈願の梅」がちょうど見ごろを迎え、とてもきれいでした。
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来週の金曜日には、塾生さん達の「サクラサク」報告が聞けるのを楽しみにしていたいと思います。
昨日は、早速お便りに掲載するべく、公立高校入試問題の分析をしました。自分で解いた感想としては、英語・国語に関しては昨年度よりも簡単なのでは?という感じを受けました。どちらも文章量が多いのは既定路線。ですが、その内容は昨年の内容と比べ、読みやすく、設問自体も「なんだかなぁ〜」と思うような難問や奇問もなく、かなりオーソドックスな印象です。
国語の古文は「今昔物語集」からの出題でした。昨年と異なり、古文の前半部の現代語訳、古文という現代文と古文の融合パターンでした。こちらの出題形式の方が、受検生にとっては全体像をイメージしやすく解き易いのではないかと思われます。しかし、新潟県公立高校入試で良く出題される「和歌」を含んでいましたので、歌の解釈は少し難しかったのかな?と。また、若干いつもよりは文章が長かったので、問題演習量の差が出やすかったと思われます。
今回の古文を読んでいて面白いな〜と思ったのが、まさに今放送されている大河ドラマ「光る君へ」の登場人物の絡む内容だったことです。藤原資業が屏風に書く漢詩を作らせたお話なのですが、この屏風は、藤原道長(柄本佑)の嫡妻である、源倫子(黒木華)へ贈られるものでしたし、その漢詩を選定したのは藤原斉信(はんにゃ金田哲)。と、毎週見ている身としては、読みながら思わず役者さんの顔が浮かんできてしまいました。
こんな風に、入試問題とその年の大河ドラマがリンクすることってあるものですね。入試に向けての勉強は問題集を解くだけではなく、色々な方面にアンテナを張っているとある意味楽しみながら取り組めるのでは?と思いました。来週は英語の入試問題についてお話したいと思います。