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啓新セミナー

[2024年4月29日]

いつやるの?

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

昨日の日曜日は、日帰りで息子と2人で福島県の『白河小峰城』と『二本松城』を観に行ってきました。
どちらも『100名城』に数えられるくらい、城好きにはたまらない雄大で見応えのある城跡でした。
どちらの城も石垣がすばらしい! 
精巧で無駄のない見事な造りは、ずーっと見ていても飽きませんね。
また、白河小峰城の天守(三重櫓)は、日本に5基しかない『木造復元天守』だけあって、当時建物の様子・状況をうかがい知ることができて、とても感動しました。
非日常的な時間・空間を過ごすことができるのが城の良いところですね。
(めちゃくちゃ暑くてバテバテでしたが・・・)

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先週の小学生の授業でのこと。
終了時間の5分ぐらい前に、予定していた内容がすべて終わってしまった子がいました。
新しい単元に入ると中途半端になってしまう時間でしたので、終了時間までその日の宿題をさせました。
その子は、存在を忘れそうになるくらい集中して取り組んでいて、授業終了までに宿題がなんと全部終わってしまったのです!

保護者様からたまに「塾の宿題が多くて・・・」ということを言われるのですが、毎回の塾の宿題は、集中すれば5分で終わってしまう量なのです。
もちろん、単元によっては、5分で終わらないこともありますが、それでも20分もあれば十分に終わる量なのです。

塾の宿題が多いと感じている方とそうは思わない方の決定的な違いは、『宿題をやる時期』ではないでしょうか?
「塾から帰ったらすぐにやろう」、「明日の朝にやってしまおう」「スキマ時間にやってしまおう」と思っている人や『毎週土曜日の朝は塾の宿題をやる日』などと、最初から宿題をやる日を決めている人は、おそらく、塾の宿題が多いとは感じていないはずです。

それに対して、塾の宿題が多いと感じている人は、授業の前の日になって慌ててやっている人ではないでしょうか?
授業の前の日になって初めてワークを開けば、誰でも「こんなにやるの?」と思ってしまいますよね。
それに、早めに取り組めば、余裕があり、記憶も鮮明ですので、サッと終わってしまいますが、時間が経ってギリギリになってしまえば、余裕がなくなり、記憶も不鮮明になってしまっていますので、時間がかかるのも当然です。

すぐにやれば5分で終わる。
ギリギリにやれば1時間かかる。
どちらを選ぶか?
答えは明白ですよね。

塾の宿題だけでなく、学校の宿題・ワークも『いつやるか?』をよく考えて取り組みましょう!


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