[2024年5月10日]
こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。ゴールデンウィークが終わりましたが、今年は変な陽気ですね。連休中はびっくりするぐらい暑かったのに、一昨日あたりからはぐぐっと寒くなり、朝晩だけでなく日中も寒かったですね。ようやく今日は暖かさも回復し、5月らしい陽気となっていますが、気温の変動に中々体がついていきませんね。
今年は我が家で私だけ10連休と、長いお休みだったので、ゆるゆると気まま〜に過ごしていたのがいけなかったのでしょうね。ちょっと体が重たく感じます。実際に連休中にかなり増量しているので、単にお天気のせいでは無いと思うのですが…。皆さんはどのような連休を過ごされたでしょうか?お休み明けは体調を崩しやすいので、どうぞお気をつけてお過ごしください。
さて、楽しかった連休の余韻に浸る間もなく、今週末は高校生が、来週末からは中学生が定期テスト対策の特別授業開始となります。中学1年生さんにとっては初めての定期テストということですが、子ども達にしてみると未知の世界のためか、まだまだポワ〜ンとしている様子です。かく言う、我が家の息子ちゃんもです。ここはひとつ、テストに向けて気合を入れていきたいと思います。
学校によっては既にテスト範囲が発表されています。内容を見てみると、やはり、予想通り中学2年生の英語の範囲は広く、難度が高い内容ばかりでした。中学2年、3年生さんは、学年が上がり、学習難度が高くなってきているので、前年度と同様の取り組み方では、現状維持も難しいと思われます。学習難度に比例して、日々の学習時間・量ともに増加させていかなければいけません。部活動が忙しい日々ではありますが、『今までとは違う』という意識を持って、早め早めの対策をしていってもらいたいと思います。
また、英語だけでなく国語でも中学2年生では「枕草子」、中学3年では「論語」が出題範囲となってきます。古文の学習は学習量がそのまま得点に反映されます。古文が範囲となってくるとどの学校、学年でも平均点が下がる傾向があります。「なんだか難しそう」という印象で学習を避けている子も多くいます。古文も漢文もどちらにおいても、現代文の学習の延長と考えてしまうと、痛い目を見るのが古文。日常的に使わないような言葉を扱っている時点で、日本語の勉強と思わず英語やフランス語のような外国語と同類とみなして取り組むことが肝心です。
まずは、音読、言葉の意味を確認をすることから始めましょう。塾の国語の授業では、授業内で枕草子のマンガ本を読ませることもしています。時代背景が異なる文学を理解するには、その時代の様子をイメージすることが必須となってきます。ちょうど今放送されている大河ドラマを見るのは、古文の学習にうってつけではあるのですが、見ていない人には古典マンガを見ることが手っ取り早いです。ということで、授業中に時間をとって、範囲となる部分のマンガを読んでから問題に取り組んでいます。
どの教科の学習においても、イメージ出来るかどうかは理解できるかどうかのカギを握ります。毎回のテストで、問題集を繰り返し解いているのに思うような得点に結びつかない生徒は、その単元の内容をイメージ出来ていないことが多くあります。マンガや時にはYOU TUBEなどもはイメージするのに良いツールだと思います。身の回りにある様々なツールを活かして学習に取り組んでもらいたいと思います。ですが!!くれぐれも、それは学習のサポートであるということを忘れずに。間違っても、見ただけ、読んだだけで得点できるという事ではないというのを肝に銘じて活用してもらいたいと思います。