[2024年9月2日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日、一昨日と、中学生対象の『定期テスト直前対策講座』を行いました。
台風の影響が心配でしたが、なんとか無事に終えることができました。
皆さん、朝早くからお疲れさまです。
みんな、夏期講習中にがんばって学校のワークを終わられましたので、学校のワークが終わっていない子はいなかったのですが、基礎をきちんとやらなかった子、間違い直しをきちんとやらなかった子は、まったくと言っていいほど、定着していませんでしたね。
いつも言っていることですが、学校のワークは学習の総仕上げですので、基礎をしっかり固めてからでないと意味がないですし、間違えたときにただ答えを写してわかった気になっても意味がないのです。
そもそも、ワークを解いていて、質問が出ないなんてあり得ないですからね。
(質問が出ないくらい完璧に理解できていれば、ものすごい点数を取れているはずですから・・・)
学校のワークは良問ばかりですので、単に終わらせるだけでなく、きちんと身に付いてほしいですね。
学習した内容をきちんと身に付けるのは・・・
まずは基礎(仕組み)を完璧に理解する。
先日も「この意味がわからないのに、よくこんなにたくさん問題が解けていたね」という状態の子がいました。
数学というのは、基礎(仕組み)を理解しなくても、例題などを真似すれば解けてしまうものですから、自分はできると勘違いしてしまうのです。
でも、勘違いは勘違いですので、テストやると、理解が不十分であることが明らかになるのです。
スポーツのときのストレッチと同じで、勉強を始めるときは、基礎(仕組み)を確認するようにしましょう。
次に間違いがなくなる(自力で解ける)まで繰り返す。
1回で完璧になることは絶対にあり得ませんし、答えを写した(読んだ)だけで完璧になりこともありません。
人間は忘れる生き物ですから、今この瞬間は理解できても、時間が経てば忘れてしまうのです。
完全に忘れないようにするのは無理だとしても、定期的に繰り返すことによって、理解を深めることができるのです。
中学生は、今日からテストが始まります。
天候が心配ですが、一度理解できた(と思う)、解けた(と思う)問題も、もう一度解き直して(見直して)テストに臨んでください。