[2024年9月30日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
急に寒くなりましたね。
昼間は半袖でも問題ないのですが、朝晩は長袖でないと過ごせませんね。
着るものも困りますし、体調管理も難しい時期ですね。
先週から、高校生の『定期テスト直前対策』と中3生の『新潟県統一模試対策』を行っています。
みんな、朝早くからすごくがんばっています!
中3生の『統一模試対策』では、中1・2内容が中心となります。
先日行われた期末テストの結果はほとんど同じ子が二人、『図形の証明問題(中2)』にチャレンジしていました。
一人は小学校から当塾に通っている子、もう一人は3年生になってから通い始めた子です。
小学校から通っている子は、意外にも(と言ったら失礼ですが・・・)スラスラ解けていますし、わからない問題も、私が一言二言言えば理解できていました。
一方、3年生から通い始めた子は手も足も出ないような状態で、私の説明も理解できないような状態でした。
(私の説明の仕方が悪いのかもしれませんが・・・)
『図形の証明』は、学校ではあまり深く時間をかけて学習しませんし、学校によってはテストの問題は『穴埋め』になっているところもあるのです。
小学校から通っている子は、昨年、「これでもかっ!」というぐらい、徹底的に基礎をやりまくりましたので、それが今になって生きているのだと思います。
教えているときはわかっているのか、わかっていないのか、まったくわからなかったのですが、ちゃんとその子の知識として残っていたのでしょうね。
対策授業で扱った証明問題は、1〜2問ですが、基礎が身に付いていない子にそれを完全に理解させるとなると、何十時間もかかってしまうのです。
それくらい『基礎』って大事なのです。
目の前のテストの点数を上げることはとても大事なことですが、1年後、2年後、3年後、・・・ と積み重なる知識を身に付けさせることはもっと大事なことですね。
今更ながらですが、応用力は基礎力が身に付いてこそ、身に付くものであって、基礎をおろそかにしたら絶対に身に付きません。
また、基礎を身に付けるには、特別な能力や勉強方法は必要ありません。
数学ならば、図表をかいて問題文の内容を整理する、途中式をきちんとかく、○付けを丁寧にする、間違えた問題は自力でできるまで繰り返す、・・・
このような誰でもできることを徹底的に継続することなのです。