[2024年11月8日]
こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。昨日は立冬。いよいよ冬が始まりますね。そろそろ冬支度をと思いつつも何もしていない私ですが、我が家の優秀な旦那様はファンヒーターを準備し、灯油タンクを出し、灯油ポンプを出したりと…ありがたいです。このままどんどん寒くなっていくのかぁ〜と思いきや、来週はまたまた気温が高くなるとか。気温のアップダウンに体を合わせていくのが大変です。皆様もお体を大切にお過ごしくださいね。
ようやく中学生の定期テストが終わり、ホッと一息です。子どもたちの反応を聞くと、「理科が難しかった〜」とか、「英語の文章が長かった〜」など、あまりポジティブなコメントが聞けず、答案返却までは落ち着かないですね。まずは、子どもたちが努力したことが実っていることを願うばかりです。
中学生が終わると今度は高校生のテスト対策の番です。テストまでは約3週間ありますが、中学生と違い、範囲が広く、科目数が多い!中学生と同じ感覚でテスト前にちょろちょろっとしたところでは得点にはならないので、日々の学習を一層頑張ってもらいたいと思います。
高校1年生の英語では、学校によって違いはありますが「準動詞」を学習しています。高校英語は、中学で学習する不定詞の基本用法・動名詞・分子の形容詞的用法など、まさに現中学2・3年生が学習している内容がベースとなってきます。中学での学習時に、【不定詞=〜するために・〜するべき・〜すること】、【動名詞=〜すること】のように、ただ意味だけを捉えるような学習をしていると、高校での学習がパンクしてしまいます。それぞれの文中での役割、係り受けなどをきちんと理解しておく必要があります。
また、古文の学習においても、用言の活用、助動詞の活用などを既に学習していますが、これらも、中学2年生で学習する現代国語文法の「品詞」「用言の活用」がベースとなっています。基本的な品詞の違い、動詞・形容詞・形容動詞の活用についての知識が必要不可欠です。
高校の英語・古典の学習は、1年生時で高校で学ぶべき学習項目のほとんどを学習します。2年生での学習は新しい項目は少なく、1年生時の学習を掘り下げて深く学習することがメインです。つまり、高校1年生の学習の出来具合が3年間の学習の出来具合を左右します。
高校入試が終わって、進路選択まではまだまだ時間的余裕があるから、高校1年生のうちはゆるゆると勉強して…ではお先真っ暗となってしまいます。
まだまだ、ゆるゆるふわふわとしている高校1年生さん。高校入試の時のように3年生になってしゃかりきに頑張れば良いかな〜というのは幻想でしかありません。進路選択が現実的なものとなった時に選択肢を一つでも多く残しておくためには、この残り半年が勝負といってもいいでしょう。どの生徒さんももう少し、ぴりっとして学習に向かってもらいたいと思います。