[2024年11月11日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
日の出の時間が遅くなり、5時半を過ぎてもまだ外は真っ暗ですね。
でもその分、晴れた日には星がはっきりきれいに見えて、眠気も飛んでいきますね。
11月になっても、暖かい日がありましたので、まだ夏の延長のような感じでいましたが、もう冬なのですね。
早く衣替えをしなければ・・・
中学生の定期テストが終わりました。
まだ答案が返却されていませんので、何とも言えないもですが、子どもたちの話では、理科が難しかったようです。
『電流』がテスト範囲だった2年生は撃沈したようで・・・
理科の計算問題を苦手とする子は多いですね。
テスト対策講座で理科を受講した子は多かったのですが、テスト前の1〜2回でなんとかなるような甘いものではなかったようです。
当塾は個別対応ですので、その子の理解度に応じて、わからないところは0から丁寧に念入りに指導します。
ただ当たり前ですが、丁寧にやればやるだけ時間はかかります。
1つの問題に時間がかかれば、テスト範囲の内容を全て消化することはできません。
「わからないところを丁寧に指導する」
至極当然なことですが、丁寧に指導すれば時間はかかってしまうもの。
「学校のワークでわからないところがあるので、ちょっと教えてください」と言われて教えたら、1日かかってしまった! という子いました。
1つの質問に1日かかってしまっては、もう他のことはできません。
説明するのに1日もかかってしまうような問題というのは、現状の能力に合っていない問題であることがほとんど。
おそらく、説明しても「なんとなくわかった」という状態で、自力で解けるとは思えません。
跳び箱で例えると、やっと3段飛べるようになった子がいきなり10段飛ぼうとするようなものです。
もちろん、現時点で解けないからと言って「質問するな(あきらめろ)!」と言っているわけではありません。
先ほどの跳び箱の例で言いますと、3段飛べるようになったら、4段、5段、6段、・・・と少しずつ負荷をかけていけば、必ず10段飛べる日が来るのです。
ただ、繰り返しになりますが、それには時間がかかります。
テスト前ギリギリに質問を持って来るのではなく、早めに手を付けて、復習(繰り返し)できる時間を十分に確保する。
そうすれば、「今の力ではこの問題は解けないので、まずはこの問題を解いてごらん」というような指導もできます。
苦手なものほど時間がかかるもの。
「簡単に」とか「ちょっと」とは思わずに、じっくり時間をかけて取り組んでください。