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啓新セミナー

[2024年12月6日]

エジプト展

 あっという間に12月。1年は早いものです。毎日荒れた天気が続き、強風に雷とまさにTHE新潟の冬です。先日、テレビの天気予報で、「日本海側では、雷は冬のものだ」と気象予報士の方が解説すると、コメンテーターの方々が「ええ〜!」と驚きの声をあげていました。県外出身者の私も、新潟に来た頃、冬に雷が鳴るのを聞いてビックリしたのを思い出しました。

 国語の授業の中でも、季語の問題で、子どもたちが雷の季節を冬と書いているのを見ると、「日本海側育ちだな」と思わずにっこりしてしまいました。これからはこの冬の雷とお付き合いする数か月ですね。まだまだ冬が始まったばかりですが、既にげんなりする日々です。大雪予報となっている今冬、ぼちぼちそれなりの降り具合を願うばかりです。

 今週の日曜日に、以前から行きたかった万代島美術館で開催中のエジプト展に息子と行ってきました。思っていた以上の人の多さにびっくりしました。どのショーケースも順番待ちの列が出来、大盛況でした。やはりエジプトというのは多くの人がひきつけられるのでしょうね。

 小学生の頃、エジプトの有名なファラオ、ツタンカーメンを発見したハワード・カーター氏の本を読んだことを今でも覚えています。ツタンカーメンの墓所を発見した探検隊が謎の死を遂げるというオカルト的な所に興味をひかれたのが一番なのですが、それ以来、エジプトだけでなく歴史全般に興味を持ち始めました。ですので、エジプトというのは私の歴史好きの原点となったと思っています。

 展覧会では、エジプトの様々な神様の小像やレリーフ、神殿の柱の一部などが展示されていました。少し前に「ケイン・クロニクル」というエジプトの神話をベースにした物語に息子と一緒にはまり二人で競い合って読んでいました。ですので、新しい展示ケースを見るたびに、「あの場面に出てきた神様だ!」と盛り上がり、とても楽しめた展覧会でした。
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「ケイン・クロニクル」
img1  エジプト好き&神話好きには、もってこいのファンタジーです。この本を読んだ後に、エジプトの神様に関する本も読んだのですが、実際にある神話と物語がよくリンクしています。エジプト神話は神様たちが人間よりなところが多いので神話自体も面白いですが、その神話をベースに様々な冒険、謎解きなどが織り交ぜてあるファンタジーなので、親子で楽しめるおススメの本です。

 せっかく展覧会に行ったので、これを機にエジプトの歴史をもう一度学び直そうと、帰りにミュージアムショップで本をゲットして帰ってきました。
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「古代エジプトの教科書」河江肖剰氏監修
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 学生時代にエジプト考古学の研究者である吉村作治先生の本を何冊か読んだことがありますが、最近はこの河江肖剰さんの名前をよく聞きますね。一度も河江さん関連の本を読んだことがなかったので、チャレンジしてみようと思いました。
そしてさらにこちらの一冊も。
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「一冊でわかるエジプト史」
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 せっかく息子も一緒に行ったので、息子も一緒に読めるようなものをと、二人で選びました。この冬のお家時間はエジプトで楽し見たいと思います。

 「エジプト展」はもう少しで終了してしまいますが、とてもおススメです!ぜひぜひお出かけしてみてください!!