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啓新セミナー

[2025年2月3日]

ここから3か月が大事

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

先週から、小学6年生対象の『中学準備講座』が始まりました。
「中学への準備」と聞くと、『中学校の予習』をイメージする方が多いかもしれませんが、中学校の予習の前に、まずは小学校の内容(土台)をきちんと理解して使いこなせるようにならなければいけません。
ということで、先週は6年生の内容を中心とした小学校の復習をしました。
まあ、予想通り、きれいさっぱり忘れていました!
ほとんどの学校では、算数の6年生の教科書の学習が終わったようで、「今学校で何勉強しているの?」と聞くと、「何もしていない」と返ってくるくらいです。
(年度末の行事の準備等があって忙しいらしいです・・・)

中学校の勉強が本格的に始まるのが、ゴールデンウィークの直前ぐらいですので、ここからゴールデンウィーク前までの約3か月間は、自分で進んで勉強する習慣がない子は、まったく何もやらなくなってしまいます。
テスト範囲が狭い最初の中間テストで差がつくのも頷けますね。

せっかく3か月もありますので、当塾では、中学校の予習も行いますが、小学校の復習をきちんとさせてあげたいと思っています。
・速くて正確な計算力を身に付ける
・問題文を読んで図表化する習慣を身に付ける
それに、教科書レベルを超えた応用問題にもたくさん触れて、最後まであきらめずに粘り強く解き切る根性も身に付けてあげたいですね。
3か月もあれば、これらの力を身に付けることは可能だと思います。

中学校の学習の土台は、小学校の学習です。
特に、「単位量当たりに大きさ」「速さ」「割合」「比例」は、数学はもちろんこと、理科(の計算問題)でも使いますので、絶対にマスターしておかなければいけません。

塾の授業や宿題だけでは足りないかもしれませんので、自分で本屋さんへ行って、ワークやドリルを購入してもいいかと思います。
3か月間で使い切れるような薄いものを選び、使い切ったらまた新しいものを購入すると良いでしょう。
また、もうちょっと余裕のある人は、理科や社会の(小学校の)復習もしてみてください。
ワークやドリルをやるのもいいですし、歴史マンガを読む、地図帳を毎日眺める、参考書を読む、YouTubeで実験・観察動画を観る、・・・ でもいいかと思います。

なにはともあれ、この3か月間の過ごし方が勝負となります。
ぜひがんばってください!