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啓新セミナー

[2025年4月28日]

宿題は集中力とやる時期が大事

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

中途半端なところで授業が終わるのが嫌なので、きりがいいところで終わった子から、授業の終了時間まで宿題をやらせています。
宿題は多いときで、数・理・社のワークが各4ページ。
合計12ページもあるので、多いような感じがしますが、7〜8分もあると、どれか1教科は終わってしまう子がほとんどです。

保護者様からたまに「塾の宿題が多くて・・・」ということを言われるのですが、毎回の塾の宿題は、集中すれば1教科10分程度で終わってしまう量なのです。
もちろん、単元によっては、10分で終わらないこともありますが、それでも1教科30分もあれば十分に終わる量なのです。

授業終了間際のわずかな時間ですが、子どもたちにしてみれば、家で勉強したくない一心?で必死にがんばりますので、むしろそれが集中力を高めてくれて、結果、短時間で終わる要因になるのです。
しかも、嫌な?宿題をちょっとでも手を付けることで、やるべきこと、分量がイメージできて、「あー嫌だな」のハードルを下げてくれるのだと思います。

また、塾の宿題が多いと感じている方とそうは思わない方の決定的な違いは、『宿題をやる時期』ではないでしょうか?
「塾から帰ったらすぐにやろう」、「明日の朝にはやってしまおう」「スキマ時間にやってしまおう」と思っている人や『毎週土曜日の朝は塾の宿題をやる日』などと、最初から宿題をやる日を決めている人は、おそらく、塾の宿題が多いとは感じていないはずです。

それに対して、塾の宿題が多いと感じている人は、授業の前の日になって慌ててやっている人ではないでしょうか?
授業の前の日になって初めてワークを開けば、誰でも「こんなにやるの?」と思ってしまいますよね。
それに、早めに取り組めば、余裕があり、記憶も鮮明ですので、サッと終わってしまいますが、時間が経ってギリギリになってしまえば、余裕がなくなり、記憶も不鮮明になってしまっていますので、時間がかかるのも当然です。

すぐにやれば10分で終わる。
ギリギリにやれば1時間かかる。
どちらを選ぶか?
答えは明白ですよね。

塾の宿題だけでなく、学校の宿題・ワークも『やる時期』をよく考えて取り組みましょう!


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