[2025年6月23日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先週は久しぶりにアルビ(野球)の試合を見に行きました。
土日が猛暑日予想でしたので、金曜のナイターに行ってきました。
車で行ったため、ビールを飲みたいのをグッとこらえての観戦でしたが、両リームの投手がすばらしいピッチングをしてくれたので、緊張感のある引き締まったいい試合でした。
ホームランあり、ファインプレーありで、勝利しましたので、大満足でした! (しかも試合時間も短い)
選手の皆さん、暑い中、素晴らしい試合をありがとうございました!!
中学生の定期テストが終わり、今度は高校生の定期テストです。
高校1年生の数学は『2次関数』、2年生の数学は『円』あたりがテスト範囲に入っています。
先日、テスト対策を行っていると、1年生の子は、2次関数の頂点を求めることができずに固まっていて、2年生の子は、円の中心の座標を求めることができずに固まっていました。
全く違う単元なのですが、2つに共通することは、『平方完成(カッコの2乗を作ること)』です。
その子たちは、平方完成ができずに固まっていたのです。
平方完成ができないということは、中3で習った『展開・因数分解』がきちんと理解できていないということなのです。
どの中学校も展開・因数分解は今回の中間テストでおしまいで、次の期末テストには出題されません。
次の期末テストには『平方根』『2次方程式』が出題されます。
しかし、平方根でも2次方程式でも展開・因数分解は使いますし、もっと言えば、この先ずっと展開・因数分解は使うのです。
大げさかもしれませんが、展開・因数分解の理解をあきらめるということは、数学自体をあきらめるということになるのです。
それだけ大事な展開・因数分解。
なので、中3生の数学の授業では、テストが終わった今でも、授業の最初は展開・因数分解の復習をしています。
「テストが終わったのに何で?」という顔をする子もいますが、先々を考えればすごく大事なことなのです。
話は変わりますが、中学2年生は『連立方程式』を学習しています。
連立方程式の計算問題を、10分あれば10問解ける子がいる一方で、10分で1問も解けない子もいるのです。
『連立方程式』が解けるということは、その前段階の『1次方程式』が解けなければいけません。
『1次方程式』が解けるということは、『文字式の計算』ができなければいけません。
そのように考えると、そもそもが、小学校で学習した『四則の計算』ができなければ何もできないということになるのです。
この時期、塾を探している小学生の方が多いようで、当塾もお問い合わせをいただいています。
いろいろ検討されて、最終的に「今は塾に行かない」という判断もあるかと思います。
それはそれでいいかと思うのですが、「今は塾に行かない」=「今は何も(勉強)しない」という判断はしないで欲しいですね。
今できないことが、いつか突然できるようになることはありません。
「ヤバい」と少しでも思うのなら、苦手な単元やつまずいた学年のドリルを買ってきて毎日解くということぐらいはすぐにもできます。
ぜひ今すぐ始めてほしいですね。