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啓新セミナー

[2025年9月8日]

小数のわり算

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。


昨日の日曜日は、オイシックス対中日の試合を観にエコスタへ。
(なんだかんだで毎週観に行っているような・・・)

日差しはそれほど強くなかったのですが、暑かったですね。
試合はホームランを2本打った中日が勝ったのですが、オイシックスも最後まで粘って反撃していましたし、8回には、先日引退を発表した中日の祖父江投手も登板しましたので、なかなか見応えのある試合でした。
暑い中、観ている方もたいへんでしたが、選手の方がもっとたいへんだったかと思います。
暑い中、素晴らしい試合をありがとうございました!

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現在、小学5年生が『小数のわり算』を学習しています。
個人的には、小学校で習う計算の中で『小数のわり算』が一番大事だと思っています。
小数のわり算ができないと何で困るかと言うと・・・
中学校の理科の計算です。
私の知る限り、理科の計算が苦手な子はほぼ全員、小数のわり算ができていない!
小数点の位置がおかしい、何回やっても答えが合わない、そもそも九九が怪しい、・・・

また、小数のわり算が苦手な子は、『わり算の性質』が分かっていない子がほとんど。
先日、中学3年生の子が「0.1秒間で12.5?進んだときの速さを求めなさい」という問題を解いていました。
【速さ=道のり÷時間】ですので、12.5÷0.1 という式を作ったのはいいのですが、それをわざわざ筆算で計算していました。
『わり算の性質』を利用すれば、(12.5×10)÷(0.1×10)=125÷1 となるので、すぐに(暗算で)125?/sとなるのですが・・・

『小数のわり算』が苦手な子と言うのは、理屈(性質)を理解しないで、計算方法だけを覚えただけですので、わられる数とわる数に同じ数をかけたりわったりしていいことを知らないので、小数点をどう移動すればいいのかがよくわかっていないのです。

中学生になりますと、今更わり算の筆算の練習なんかやってられないかもしれませんが(ほんとは時間をかけてたくさん練習するべきですが・・・)、小学生にはたっぷり時間がありますので、体で覚えるまで何度も練習しています。
自転車の乗り方と同じで、一度体で覚えたことはなかなか忘れませんからね。

すべての学習の土台(基礎基本)は小学校にあります。
当たり前のことが当たり前にできるように、きちんと土台を作ってあげたいですね。