[2025年9月22日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨年は、緑のカーテンを作ろうと思って朝顔を植えたのですが、今年はめんどくさかったので植えませんでした。
しかし先月、ふと庭を見ると、なんと芽が・・・
庭に落ちていた種が発芽したのでしょうね。
とりあえず、プランターに植えてみると、今朝、花を咲かせていました!
急に涼しくなってきましたので、無理かと思ったのですが・・・
植物の生命力の強さを感じますね。
季節外れですが、まだ他にも咲きそうですので、楽しみにしたいと思います。
現在、小学6年生が『円の面積』を学習しています。
この単元で使う公式は『半径×半径×3.14』のみ。
円の面積が『半径×半径×3.14』で求められる理由を説明した後は、ひたすら演習をするだけなのですが・・・
まあ計算(小数のかけ算)が合わないこと合わないこと・・・
たしかに、例えば 5×5×3.14 なんて、めんどくさいですよね。
まあ、5×5×3.14 は正解するまでがんばって計算するしかないですが・・・
例えば、「半径7?の円から半径3?の円の面積をひいた面積は?」は、7×7×3.14−3×3×3.14 という式を立てて計算するのですが、7×7×3.14と3×3×3.14をそれぞれ計算するのはさすがにめんどくさい!
こういうときは『計算のきまり(分配法則)』を利用して (7×7−3×3)×3.14 と計算すればかなり楽になりますね。
7×7×3.14−3×3×3.14
=(7×7−3×3)×3.14
=(49−9)×3.14
=40×3.14
=125.6 125.6?2
『計算のきまり(分配法則)』って、計算が速く正確にできますので、すごく便利ですよね。
でも、『計算のきまり(分配法則)』がきちんと身に付いている子はほとんどいません。
(ほとんどというか、今まで見たことがありません・・・)
『計算のきまり(分配法則)』は小学校4年生で習うのですが、理解するがたいへんですし、マスターするにはかなり時間がかかります。
ですから、ほとんどの子が習ったときだけ(テストのときだけ)使って、普段はまったく使いませんので、身に付かないのです。
『計算のきまり(分配法則)』なんか使わなくても計算できますからね。
算数・数学に限ったことではないのですが、新しいこと・ものを理解して、マスターすることはめんどくさいですよね。
でも新しいこと・ものを使った方が、はるかに楽になりなすよね。
要は、一瞬のがまんと努力ができるかどうかです。
(偉そうに言っている私もなかなかできませんが・・・)
考えてみれば、算数・数学が得意な子は、問題を見てパッと答えを出しますよね。
これは『計算のきまり(分配法則)』等がきちんと身に付いているので、無意識に(暗算で)計算できるようになっているのだと思います。
苦しいのは一瞬だけです。
新しいこと・ものを積極的に使って、楽をしましょう!