[2025年9月26日]
こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。日ごとに涼しさも増し、朝晩は寒いぐらいですね。少し前までの暑さも嘘のようですが、気づけば9月も終わり、当然ですよね。
季節の変わり目になると寒暖差のせいで、主人も息子も鼻の調子がよくありません。二人と違い鼻炎とは縁遠いため、二人の辛さがよく分からないのですが、中々辛そうです。二人のような寒暖差アレルギーだけでなく、季節の変わり目は体調を崩しやすいので皆様もお体を大切にお過ごしくださいね。
9月半ばから10月初旬にかけて、私立中学校の説明会が行われており、今週も行ってきました。実際に学校へ足を運んでお話を聞くと、カリキュラム、行事などなど様々な工夫をされていらっしゃることや先生方の熱意、学校の雰囲気がよく伝わってきますね。まだまだ、オープンスクールが開催される高校もあるので、パンフレットや募集要項を見るだけでなく、実際に行ってみられると良いと思います。
前期末を間もなく迎え、通知表をもらうこととなります。高校入試時は3年の後期中間までの結果が内申書に記載されますが、実質、今回の結果が出ると内申点の大方の予想がつきます。ここから志望校選択が本格化しますが、「どこの高校に行けるか?」ではなく、「どういう進路に進みたいのか?」をまず一番に考えてもらいたいと思います。高校卒業後に大学に行くのか、専門学校に行くのか、就職するのかはまず一番の大きな選択となります。
将来的に大学進学を目指すとなると、いわゆる進学校を選択する必要がありますが、進学校での学習は中学での学習の比ではありません。よっぽど勉強するという覚悟を持って進んでもらいたいと思います。間違いなく、受検に向けての今の勉強よりもはるかにたくさんの勉強を来年以降しなければいけなくなります。授業進度は速く、テストの回数も増え、中学のように得点するには相当の学習量が必要です。
また、大学の学部までを考えるのはまだ少し早いかもしれませんが、将来的にどんな方向に進んでいきたいかは、少しでも早くに考えておくと進路選択する際に方向性を決める一助になります。
中学1・2年生であれば、まだまだ進路の選択肢を増やしていくことが出来ます。中学3年生のこの時期まで来てしまうと、内申点がほぼほぼ決まった状態になるため、選択の幅が限られてしまいますが、1・2年生であれば、まだまだ挽回の余地があります。
内申点は合格・不合格を決定するとき、3割もしくは4割分ではありますが、これは決して小さい割合ではありません。内申点が足りなければ、受検したくても出来ないもしくは、受けることは出来ても不合格確定と言う事態にもなります。
高校入試は中高一貫校に通っていなければ、いずれ必ず来る関門です。受検学年の中学3年生になって慌てて考えても、その時には既に時遅しとなることは多々あります。1・2年生では、まだまだ遠い先の話と思っている子が多くいます。だからこそ、ご家庭の中で保護者の方から進路選択に関して話題を提供し、親子で受検に向かっていく姿勢が必要です。
子どもたちにとって、「行ける高校に行く」ではなく、「行きたい高校に行く」ような進路選択ができるよう、今期の成績表が出るこのタイミングで検討して頂きたいと思います。