[2025年10月13日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先週は、南区鷲ノ木新田にある『金玉(きんぎょく)神社』へ行ってきました。
小さい神社でしたが、きちんと手入れされていて、気持ちよく参拝することができました。
パワースポットとして有名で、金運UPの神社らしいです。
金玉神社では、毎月3種類の御朱印(書き置き)があるのが特徴で、御朱印集めをしている家内は↓をいただきました。
またまた運気がUPしたような感じです。
現在、小学5年生が『速さ』を学習しています。
速さ=道のり÷時間
時間=道のり÷速さ
道のり=速さ×時間
の公式を使えばいいのですが、もともとの意味・概念を理解しないで、公式にみに頼っている子は、ちょっとした応用問題でかなり苦戦しています。
例えば、「2時間で120?進む車は、7時間では何?進みますか?」という問題。
7÷2 ?
120×7 ?
と、とりあえず、目に見える数字をかけたりわったりします。
速さというものが何なのかがわかっていないと、上記のような手当たり次第の計算になってしまうのです。
速さというのは「単位量(1時間、1分間、1秒間)あたりに進む道のり(?、m)」のことを言います。
ということは、上記の問題は、速さ、すなわち、単位量あたりに進む道のりがわかっていませんので、まずはそれを求めなければいけません。
「2時間で120?進む」ので
120÷2=60 時速60?
となります。
時速60?、すなわち、1時間あたり60?進むということは、7時間では
60×7=420 420?
という答えが出るのです。
また、単位の変換も、単位量あたりの大きさの意味がわかっていないとできません。
例えば、「時速90?は分速何mですか?」という問題。
時速60?ということは、1時間(=60分間)あたりに90?(=90000m)進むということですから、分速(=1分間あたり)では
90000÷60=1500 分速1500m
となるのです。
これがわかれば、「時速90?は秒速何mですか?」という問題も解けます。
先ほどの計算で、時速90?=分速1500m ということがわかりましたので、これをもとに計算します。
分速1500mということは、1分間(=60秒間)あたりに1500m進むということですから、秒速(=1秒間あたり)では
1500÷60=25 秒速25m
となるのです。
たったこれだけの計算なのですが、中学3年生(理科の前期中間テストの『運動とエネルギー』の分野で出題)でも解ける子はほとんどいませんでした。
要は、単位量あたりの大きさの意味がわかっていないので、何をやったらいいのかわからないのです。
速さはもちろん、割合も『単位量あたりの大きさ』です。
小学生のうちに、その意味・概念をきちんと押さえておきたいですね。