[2025年11月7日]
こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。今日は立冬、ここ数日は寒さが増し、暦の上だけでなく本格的な冬の訪れを感じる毎日ですね。ようやく中学生の定期テスト対策が終わり、少し落ち着きましたが、1年の後半は入試シーズンに入りますので、まだまだ気が抜けない日々です。
今週末には中3生の模試、そして、今度は高校生のテスト対策が始まり、月末からは個人面談…とまだまだ慌ただしい日々が続きます。インフルエンザも流行しているようなので、体調に気を付けて過ごしていきたいと思います。
定期テストが終わった中学生さんたちはホッと一息つきたいところかと思いますが、次の学年末テストまで約3か月。学年末テストではどの学年のどの教科も、範囲がかなり広く、しかもテストまでのこの期間にクリスマス、お正月と楽しいイベントがあるせいか、テストとテストの間が長い方ではあるのですが、気を抜くことが出来ません。授業の方でも既に次のテストを見越して次の単元へと進めています。
今年の春に入塾した生徒さんの中に、とても英語が苦手な子がいます。入塾時、学校のテストの結果を確認すると中学1年生まではそこそこの得点を取っていたのですが、実際に授業で見てみると、点を取っているのが不思議なほど、かなりあちらこちらに穴がある様子。これは2年生の内容に入ると一気にパンクするのでは?と危惧していたのですが、結果は案の定、なかなか得点できずに苦しんでいました。
入塾して約半年たち、夏期講習、各テスト対策に積極的に参加し、ようやくここにきて少しずつ穴が埋まり始め、実際の力と得点が合致し始め、出来ることが増えてきました。
学校のテスト内容にもよりますが、中学1年生時は、学校のワークを繰り返し解き、ちょっとよくわからないけれどこんな感じかな?というぐらいの理解でもある程度は得点できることが多いのですが、中学2年生では、曖昧な理解で過ごしてきていると一気に得点が落ち込みます。
中2になって中1の時と同様程度の学習しかしいない、もしくはそれ以下になっているという事であれば論外なのですが、英語の勉強をさぼっているわけでは無いのに、いきなり英語が得点できなくなったという子の殆どが、be動詞と一般動詞の違い、それぞれの言葉の持つ役割の違い(品詞の持つ意味)、時制の違いなどをきちんと理解できていません。中学2年の早い段階で、「ちょっとまずいかも…」と自覚し、対策できれば良いのですが、中学2年の後半になってくると挽回するのが厳しくなってきます。
英語は一度落ち込むと挽回するのに相当な時間を要します。今回のテストでは不定詞・動名詞・文型などが範囲ですので、テスト勉強をいつも通りしているのに得点が急激に落ちたら、根本的な英文構造が理解できていないということになるので、危険度大です。2年生の終わりまでに曖昧な理解の個所を急ピッチで学習しなおし立て直しを図ることが肝心です。高校入試に対応できる得点力を身につけるには、中2の終わりまでの半年が勝負所です。