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啓新セミナー

[2025年12月12日]

合格者第1号!

 こんにちは。金曜日ブログ担当の大谷 詠子です。昨夜から大荒れの天気ですね。最近、午前中は日が差す日があっても、午後になると荒れ始め、一段と寒さが増してきます。インフルエンザもまだまだ猛威を振るい、息子のクラスも学級閉鎖となっていました。まだまだ週末は雪だるまマーク続き、寒さが厳しい予報となっています。体調に気を付けて過ごしたいものですね。

 今週は、今年度最初の受験合格者が出ました!小学6年生から約7年、お付き合いしてきた生徒さんです。ご兄弟も通塾頂いていたので、あしかけ約8年のお付き合いです。子どもたちとも保護者様とも良いお付き合いを長くさせて頂いていたので、卒塾されることに寂しさを感じますが、お二人とも希望する大学へ送り出すことが出来、本当に嬉しく思います。

 小、中、高と学生時代の大半を一緒に過ごすことが出来、また、高校入試、大学入試と人生の大きな転機を2回もともに乗り越えてきたと思うと感慨深いものがあります。この期間、良い時も悪い時もありましたが、保護者の方には私たちを信じて任せて頂けたことは何よりも嬉しいものです。春からの新生活が素晴らしいものとなることを信じて送り出したいと思います。

 まずは一段落ですが、高校入試、大学入試ともに本格的な入試シーズンはこれからとなります。現在行っている個人面談では中3生と、出願する高校をどこにするのかを詰めています。来年度から私立高校の授業料無償化が始まるため、私立高校への進学に対する考え方が、今までとはちょっと異なる傾向があるように感じています。やはり、授業料がかかるかかからないか?というのは高校選択を大きく左右しますね。

 また、私立高校への進学に関する変化だけでなく、公立高校の受検校選定に関しても、今年は従来とは違ってくるのではないかと感じられます。今までだったら、無理をして受検し、不合格だった場合、公立より授業料が高い私立高校に行くことになるのであれば、出願校のレベルを下げてでも公立高校へ進学したいと考えられていたのが、授業料がかからないのなら、私立に行くこともOK、であれば、ちょっと無理をしてでも突っ込んでみるか、というような考え方も生まれることは容易に想像できます。と、いうことで、今年は私立、公立ともに入試が荒れる!と考えられます。

 さらに、現在中学2年生の学年から公立高校の入試制度が変わります。ということは、今年度だけでなく来年度の入試でも従来のような考え方で臨むことが難しいと予想されます。入試はどんどん変化しています。保護者の方の時代や上のお子さんの時とは入試制度、環境が変わっていることを考えると、「昔はもしくは以前はこうだった」が通用しません。いずれにしても言えることは、入試に向けた学習のスタートをより早く切ることが肝心だということです。

 現在中学3年生のお子さんがいらっしゃらなくても、今年度・来年度の入試傾向を、ぜひしっかりと把握して頂きたいと思います。そして、少しでも早く「親子で」高校入試への意識を持ち、様々な情報を入手し、そこに向けた学習環境を整えていくことが、希望する高校に合格するためには必要です。寒くなり家で過ごす時間が増える冬の間に高校入試について話し合い、受検への第一歩を歩み始めてもらいたいと思います。