[2025年12月15日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
天気予報に、雨マークと雪マークしか並ばない季節になりましね。
雪国の宿命と言えばそれまでですが、毎朝、天気予報を見るだけで、気が滅入ってしまいますね。
まあ、こればかりは毎年のことでしょうがないことですから、おいしいお酒でも飲んで過ごすしかないですね。
おいしいお酒と言えば、新潟県には、88の日本酒の蔵元があるそうです。
何でもコンプリートしないと気が済まないタイプですので、『新潟県内すべての蔵元の酒を飲む!』を目標に掲げて、ちびちび飲み比べをしています。
純米酒に絞って飲んでいるのですが、やはり蔵元によって味が違いますね。
寒い冬には日本酒が一番!
飲み過ぎには注意して、飲み比べを楽しみたいと思います。
現在、小学5年生が『面積』を学習しています。
平行四辺形なら「底辺×高さ」、三角形なら「底辺×高さ÷2」ってやつですね。
どの子も、ミスなく順調に問題をこなしています。
「この単元はサクッと終わりそうだな」と思った矢先・・・
「次の三角形の指定された底辺に対する高さを作図しなさい」という問題で、完璧にできる子が誰もいない!
どの子も『底辺と高さの関係』がきちんと理解できていないのです。
『底辺と高さの関係』は基本中の基本。
でも小学校のテストでは、「底辺×高さ」や「底辺×高さ÷2」がわかれば(覚えれば)点数が取れるので、「面積は大丈夫!」となるのです。
『底辺と高さの関係』がきちんとわかっていなければ、複雑な形の面積を求めることができませんし、さらに中学生になって、入試や模試によく出る立体図形の体積などを求めることができなくなるのです。
計算(公式の暗記)だけでなく、図できちんと理解することも大事ですね。
高校生の期末テストが返却されています。
高校の定期テストは中学生に比べ、テスト範囲が広く、しかも、問題が難しい!
やりたいこと・やらなければならないことはいっぱいあるのですが、それを週1回の授業でなんとかしなければならないと考えると・・・
やはり『基礎基本の徹底』しかない!!
以前は、学校の問題集だけを一緒にやっていたのですが、基礎基本が不十分な子には、その場限りの勉強(こちらが正解に誘導して終わってしまう勉強)になってしまい、知識として定着せず、結局はテストで同じ問題が出題されても解けないような状態になってしまっていたのです。
それを、まずは塾の教材で基礎基本を徹底し、それから学校の問題集をやるようにしたら、みんなけっこう安定した成績を取るようになってきました。
もちろん、基礎基本の徹底に時間をかければ、学校の問題集を充分にやる時間はあまりないですので、問題集のA問題(基礎問題)しかできないのですが、それでもそのA問題をきっちり理解することができれば、それだけで点数は上がるのです。
A問題だけやって、「B・C問題(応用問題)は捨てる」というと、聞こえは悪いかもしれませんが、あれもこれも手を出して、結局何も(頭の中に)残らないよりはずっとマシです。
小学生同様、高校生も『基礎基本の徹底』が大事。
まずは、教科書の例題、問題集のA問題が自力でできるようになるまで、基礎基本を徹底的にやりましょう!