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啓新セミナー

[2011年7月4日]

説明させる

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こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

7月1日より無料体験授業がスタートしました! 「お客様がこなかったらどうしよう?」と、小心者の私は毎日眠れないくらい不安に思っていましたが、おかげさまで今のところ、お問い合わせは毎日いただいていますし、7月23日まで行う無料体験授業では、お客様がいなくてぼーっとしている暇がないくらいコマが埋まっています。これも応援してくれた方々のおかであるととても感謝しています。お客様に「来てよかった!」「わかるようになった!」と言われるように精一杯努力して参ります。

本日は啓新セミナーの学習スタイルについてお話します。啓新セミナーは個別対応の学習塾ですので、一人ひとりに事前に弱点教科・単元を伺い、その克服を目指した学習カリキュラムを作成します。授業は、説明を聞いてから演習するのではなく、テキストの解説や映像解説を使ってまずは自分で理解するようにして、自分で理解できないところだけに我々講師が説明を加えます。こうすることで子どもたちは自分の力で理解しようとする習慣が身に付きます。先に説明をしてしまいますと子どもたちは教えてもらうことが当たり前になり、先生に依存してしまい、いつまでたっても与えられなければ何もできない「受け身人間」になってしまいます。高校生になった途端、勉強方法がわからずに、定期テストでびっくりするような点数を取ってくる方のほとんどが、小中学時代に自分の力で理解する習慣が身に付いていなかった「受け身人間」であると思われます。これは子どもたちが悪いのではなく、そのような習慣を身に付けさせなかった周囲の環境が悪かったと思います。

さて、我々講師はといいますと、何もせずに子どもたちにすべてをまかせっきりにするのではなく、少し進んだら学習した内容を細かくチェックします。このチェックがとても重要で、ただ単に、できている・できていないを見るのではなく、どこまで理解しているか? 何につまずいているのか? わかった気になっているだけではなのか? などをきちんと把握します。

「わかることとできること(自力で解ける)は違う」とよく言われますが、正にその通りで、理解しても実際に問題を解いて正解しなければ意味がありません。啓新セミナーでは、1コマの授業が最大135分ですので、理解する時間はもちろん、演習の時間も十分確保できます。しかし、「できる(自力で解ける)」で終わってしまったら、何日かすればまたできなくなってしまいます。つまり本当に理解したことにはならないのです。本当に理解させるには、子どもたちに「説明させる」ことが重要です。

我々はチェックの際に、不正解の問題には、「なぜ間違えたのか説明してごらん」、正解の問題にも、「この式はどういう風に考えたの?」というように、子どもたちに説明させます。勉強に限らず、プレゼンや道案内などでも本当に理解していないと人には説明できないものです。逆に、人に説明することを繰り返し行えば、自ずと理解力は上がります。(他人だけでなく自分で自分に説明しても効果があります。) 

我々啓新セミナーは、子どもたちの理解力を上げ学習内容を定着させるために、授業中にくどいくらいに聞きまくっていきます!