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啓新セミナー

[2011年8月29日]

無事之名馬

こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

夏期講習も残すところあと3日になりました。最初の頃は、1コマ135分授業が長くて集中力が続かなかった子どもたちも、今では135分があっと間に過ぎているようです。これだけでもすごく成長していると思います。

私自身、夏期講習の初日にいろいろと目標を立てたのですが、その中で健康面での目標として、「朝決めた時間に起きる」ことと、「週3日、休肝日(お酒を飲まない日)をつくる」ことを目標としました。まだ夏期講習は終わっていませんが、今のところ、どちらもほぼ完璧に守ることができています。おかげで夏バテすることもなく、毎日元気に授業をすることができています。

お酒を飲まない日は、バカラのグラス(お祝いでいただいたものですが)でカルピスを飲んでいます。意外と疲れが取れてリラックスできます。
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体調を崩して授業を欠席することは、子どもたちに迷惑をかけますし、何よりもプロとして恥ずかしいことであると思っています。

どんな世界の人でもプロフェッショナルは体調管理に気を付けるものです。そういう点で、マリナーズのイチロー選手はプロ中のプロであると思います。私の記憶の中で、イチロー選手が長期間試合に出ることができないような大ケガや病気をしたというニュースを聞いたことがありません。そうとう体調管理に気を使っているのだと思います。

また、競馬の世界でも『無事之名馬(ぶじこれめいば)』という格言があります。「怪我なく無事に走り続ける馬こそが名馬である」という意味なのですが、勉強も同じで、休まずに毎日元気に来て、やるべきことをきちんとやることが、成績向上の必要条件ではないかと思います。

夏期講習の様子を見ていますと、毎日元気に通ってくる子どもは、1回勉強したことがきちんと定着し、忘れ物もなく、単語テストや漢字テストの正答率が日に日に上がっています。逆に、生活が不規則で、いつも眠そうな顔をしている子どもは、忘れ物も多く、同じところで何度もつまずき、昨日勉強したことさえもすべて忘れてしまっています。

同じことを勉強しているのに、体調管理がきちんとできている子とそうでない子とでは、成果に大きな差が生じています。

勉強もまずは規則正しい生活から。子どもたちには学習習慣と同様に、生活習慣もきちんと指導していきたいと思います。