[2011年9月5日]
こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
啓新セミナーでは、今日から2学期の授業が始まります。何事も初日が肝心。特に中学生は来週期末テストがありますので、全員目標点数をクリアできるように、気合いを入れてがんばっていこうと思います。
9/1〜9/4まで授業はお休みでしたが、この期間に、夏期講習に参加していただいた方と面談をしたり、中学校の体育祭に行ったりしました。
ビックスワンでやっていた学校もありました。
体育祭は、台風の影響もあって、気温が高く、風の強い中での開催でしたが、子どもたちは授業中には見せない真剣な表情?で一生懸命がんばっていました。体育祭では普段見ることのできない子どもたちの表情や様子を見ることができるので、毎年楽しみにしています。保護者様も暑い中での応援、ご苦労様でした。
面談では、夏期講習中の進捗状況、ご家庭での様子、今後の目標・対策などについて話し合いました。この時期最も辛いのは中学1年生で、どのお子さんも、部活が終わって家に帰ってくると、疲れ果てて何もできずにただ寝るだけのようです。期末テストが近いので、勉強しなければならないのは分かっているけれど、疲れて体が動かない。保護者様もあまりにもかわいそうなので何も言えない。そういう状況でした。
子どもたちのたいへんさも、保護者様の辛さもよくわかります。じゃあ、勉強しなくていいかというとそういう訳にはいきません。
私は面談時に、現時点での進捗状況や理解度を踏まえて、対策をより具体的に話すようにしています。例えば、「数学の文字式はあと○時間で一通り終わるので、チェックテストで点数が低かった『文字式のきまり』をもう○時間復習しよう」とか「奈良時代と平安時代がごっちゃになっているので、その単元の基本問題と練習問題をあと○時間やろう」というように。
時間はかければかけただけいいとは思うのですが、疲れ果てている子どもたちが少しでも「がんばろう」と思えるようになるには、このようにゴールを決めてあげることではないかと思います。
勉強に終わりはないのは分かっていますが、ただ闇雲に「やらなければならない」と焦っているよりは、「ここをやればいい」と思ってやったほうが安心できて効果も期待できると思います。
我々も普段から子どもたちをきちんと見ているので、その子がどの単元が弱くて、それを克服するのにあと何時間必要かはだいたいわかりますので、大きく間違うことはありません。
期末テストまであと少し。子どもたちががんばれるようなゴールをきちんと設定してあげたいと思います。