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啓新セミナー

[2011年9月9日]

どの山に登る?

来週の中学生はいよいよ前期期末テスト!!

中学生の皆さん、勉強してますか〜(^O^)/上山中は今日から部活動もなくなるので、期末に向けてがっつり勉強できる期間ですね☆

今回のテストの目標点数は決まっていますか??目標なくして得点UPはあり得ません!!必ず目標を決めましょうね(^_^.)

私たちは、目標設定をとても大切に思っています。

例えば、山登りでは、どの山に登るのか決めてから歩き始めますよね?それが決まってなければ、どこに行きつくかわからないじゃないですか。

それでも、登っていればもしかしたらどこかの山の頂上にはたどり着くかもしれませんが、もしかしたらその道は下り道かもしれませんよね。そんな行き当たりばったりでは、ただの迷子になるだけです。

勉強において「目標」とは、登山でいう「登る山」と同じです。ただの迷子ではいつまでたっても成績は上がりません。

そうなると・・・

【迷子になる⇒成績が上がらない⇒勉強に対してやる気がでない⇒勉強しない⇒迷子になる⇒・・・・】

この魔の連鎖が始まるのです(ToT)/~~~そうならないようにするためにも、まずは目標設定です!!

また、もう一つ大切なことが、目標設定をする時期です。

直前になって登る山を決めても、登るにはそれなりの時間が必要です。明日の朝6:00までに富士山の山頂に着きたいのにその1時間前に登り始めて着くわけがない!!

勉強もこれと同じで、学習し始めて、その学習内容が定着し得点につながるまでには時間が必要です。

定期テストのように範囲が決まっているようなものでも、今日学習して明日には100点!なんてマジックは起こらないんです(ー_ー)!!

受験勉強ならばなおさらです。受験のように中学3年間すべてが範囲というようなものだと、勉強し始めて結果が出始めるまでに、少なくとも2・3か月はかかります。

『バットを振り始めて1週間したらイチローになる』なんてありえませんよね。勉強でも運動でも、一朝一夕にできることなんでないんですよ!

だから、目標設定は早め早めにすることが大切なんです。まだ、目標を決めていない人は少しでも早く決めましょうね!!

目標を決めた後は学習あるのみ!!そして【学習効果の法則】は、

学習の成果=学習の質×学習時間×学習量

です。つまり、学習の効果を上げるには、質の高い学習(=集中してしっかり取り組む学習)をある程度の時間をかけてやり、さらにそれなりの量をこなすことが必要だということです。

長時間座っているだけで集中していなかったり、1問を解くのに何十分もかけているような学習は効果的ではありません。また、ひたすら教科書を読むだけの学習もダメです。学習はインプットとアウトプットを繰り返して結果がでるものですから。

「家の子はまじめでよく勉強しているけれども、成績が上がらない・・・」という場合は、質・量・時間のどれかがかけているはずです。この質・量・時間の3つはどれかが0だと、学習効果は0になってしまいます。

ですから、単に「学習している」ことだけをみるのではなく、その質と量はどうか?目標と現状のギャップを埋めるにはどれだけの時間・量が必要なのか?をしっかり検証しなければ、期待するような効果はうまれません。『効果をあげる』にはやはり、『やり方』が大切だということです。

前期期末テストまで、あと1週間。でもテストはそれで終了ではありません。約2カ月後には後期中間、年が明けて学年末と学生時代はず〜っとテストがつきものです。1回ごとのテストを大切にするのはもちろんですが、各テストごとに慌てないですむように日々の学習を大切にしましょうね!!