[2011年10月7日]
テレビでもおなじみ金子哲雄さん。あの独特な話し方、何とも言えないですね〜(^^♪ ワイドショーからバラエティ番組まで幅広く活躍されていらっしゃいますが、肩書は『流通ジャーナリスト』だそうです。いつだったかの日曜日の新聞に、その金子さんが中学生向けに書かれた本が紹介されていました。特別、金子さんのファンというわけではないのですが、本の紹介に「世の中でいちばんもうかる仕事」という項目があることを知り興味を持ったのと、中学生向きならうちに通う子どもたちにも紹介できるかも・・・と思い、購入しました。
↓それがこれです。『学校では教えてくれない お金の話』(河出書房新社)
その中身は・・・
第1章 お金って何なの?
第2章 世の中のモノの値段はこうして決まる
第3章 これぞ金子流!「買い物」の達人養成講座
第4章 お金がなくてもゴージャスに暮らせる
第5章 教育にも「コスパ」がある
第6章 世の中で一番もうかる仕事は?
もう!!ぜひぜひ、みなさん読んでください!!ホンッとにおもしろい!!読み終わってすぐに主人に『読め〜』と号令しました(^O^)/
中学生は特に中学3年生の方!この本を読むと、絶対社会の授業に役立ちます。中3の社会はこれから経済分野に入ってきます。この分野は用語が難しくイメージもしにくいことから、なかなか理解するのが大変なんです。
この本ではそうした難しい用語もわかりやすい言葉で解説されており、中学生にとって身近な例がいくつも出てくるので、かなり理解しやすくなっています。
また、お金の話だけでなく、自分の目指す将来象になるために、どんな考え方をするとよいか?などまでも紹介されていて、どの職業がいくらぐらい稼ぐことができるか?も書かれています!
これから、自分の未来を創っていくための初めの一歩となる高校入試を控える中学生だからこそ、色々な人の話を参考にしてほしいと思いますし、また、本当に参考になる本だと思います。
そして中学生はもちろんのこと、保護者の皆様にも是非読んでいただきたいです。というより、保護者の皆様、読むべきです。
お買いものに関する様々なお得情報だけでなく、教育費に関する話題もありました。ただ単に○○の方がお得ということだけでなく、『お金』そのもの価値について様々な観点から書かれています。私自身、読んでみてただ「おもしろい」というだけでなく、「そんな考え方があるんだ〜」と思うこところが多々ありました。
また、金子さんは「流通ジャーナリスト」という新たな分野を確立し、その第一線で活躍されているということはある意味、ひとりの「成功した人」と言えると思います。保護者の皆様がそういう人の考え方や生き方を知ることも必ずお子様の教育につながっていきます。
「読書の秋」、お子様と一緒の本を読むというのも良いと思いませんか?