[2011年10月28日]
昨日、巻文化会館で行われた茂木健一郎さんの講演会に行ってきました。
茂木さんと言えば脳科学者として、またNHKで放映されている「プロフェッショナル」の司会者としても活躍されている有名な方です。(ちょっとだけ)茂木さんファンの私。脳科学への興味もありますが、講演会参加は「生の茂木さんを見てみたい♡」なんていうミーハー心からでした(^_^;) ですから、脳に関する専門用語が飛び交うような講演だったら私でもわかるのかな???・・・と始まる前はちょっと緊張気味でした。
ところがところが!!めっちゃくちゃフランクな方で、ご自身の学生時代の友人や最近出演されたテレビ番組で一緒になった芸能人との様々なエピソードを交えながら「脳の働き」をわかりやす〜くお話しくださいました。しかも、初めからテンション激高!!すぐに引き込まれ、1時間半があっという間でした。
お話は「脳の特性」から「TPP」まで幅広い内容でした。中でも印象的だったのが、
―「隣の芝は青い」という考え方は『脳の敵』です!
ええっ(*_*)!!そうなんですか!!他者をうらやむ気持ちと脳が関係しているなんて!!ちょっと衝撃でした。
「隣の芝は青い」という考え方をしていると脳が成長しないということらしいです。そして、「今の自分に誇りを持つ」ことが成長につながるとか。
確かに他者をうらやんだり、過去を振り返って後悔ばかりしていても、何も変化しないですもんね。
私自身、生徒に言うだけでなく、自分自身に言い聞かせているのが、
「過去や他人は変えられないけど、自分自身と未来は変えられる!結果(=未来)を変えるには今の行動を変えるしかない!」
です。自分としてこの言葉を根性論的に捉えていたのですが(根性とか気合っていうのが大好きなんですよね〜<`〜´>)、脳の成長という意味で大切なんだと知って驚きました。また、改めて、これからも生徒や自分自身に言い聞かせていこう!と思いました。
これから後期中間テストを迎える中学生の皆さん、前回がこうだったから今回もこうだろうっていう考えは厳禁ですね!また、○○ちゃんは頭がいいけど、私は〜〜だから・・・というのも無しですね!!3週間後の結果を変えるためには、まず、『今』の行動を変えていきましょう。
そして、啓新セミナーの10月の一言は
『明日ありと思う心の仇桜』
です。
明日から頑張ろう!ではなく、今日から頑張ろうね〜(^O^)/