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啓新セミナー

[2011年11月11日]

“ZERO”

 先日、塾生が「“ニュースZERO”をみなきゃ損だ〜」と。
なぜか?そう!!ARASHIの櫻井くんが出てるからです。
また、他の塾生は「上野樹里ちゃんかわいい〜!!だから江はちゃんとみてるんだ!」とも。
好きなアイドルや俳優さんがきっかけでニュースや大河ドラマに触れるっていうのは良いですよね(*^_^*)

 間もなく、中学生は中間テストを迎えるため、現在テスト対策講座を開講しています。対策講座では、通常時には受講していない「理科・社会・国語」を受講する生徒が多くいますが、特に社会では珍解答がよく見られます。

 今回のテスト範囲、中1・2年生は「歴史」、中3生は「公民」分野となっています。社会の成績は結局のところ『興味・関心があるか?』にかかってきます。特に、公民分野では日常的に世の中の出来事を知る努力をする、つまりニュースや新聞に触れていれば聞いたことがある言葉が教科書に出てくるものです。子どもたちの様子を見ていると、ひとりひとりそれぞれテストに向けて努力しているのはわかるのですが、『日常的に歴史やニュースなどに触れていれば、もっと楽になるのにな〜』と思います。

 TPPに大阪W選挙、ギリシャ問題などなど、国内国外ともに大きなニュースが連日報道されています。大人にとっては仕事・生活ともに関わってくる問題が多くあるので、新聞・テレビ・インターネットを駆使して日々、最新情報を得る努力をしている人は少なくないでしょう。

 では、子どもたちはどうでしょうか?
 
 小・中・高生だけでなく大学生も含めて、どれだけ日々、情報を得る活動をしているのでしょうか?お子さんたちがそうした活動をするように、保護者のみなさんの方から働きかけていらっしゃいますか?

 子どもたちの学習への興味・関心は環境が大きく影響します。「社会の成績が悪くて・・・」と気になるときはまずはニュースや新聞を一緒に見たり、記事について一緒に話をしてみてください。

 また、皆さん日曜日の午後8:00からは何の番組をご覧になっていますか?お休みのひと時、ちょっと一息つけるゆる〜い番組を見たくなる時もあるかもしれませんが、是非親子で大河ドラマを!!(NHKの回し者ではありません(^_^;))興味ある時代や人物ばかりでないかもしれませんが、歴史に触れるきっかけになるはずです。
 
 大人のちょっとした働きかけが子どもたちの興味を広げる一端になります。単純にテストの成績UPのためだけでなく、お子さんの可能性を広げる一歩となるのです。この一歩、大きいと思いませんか?

 少なくとも、子どもたちがある程度の年になった時に最低限の情報を自分の力でとっていけるようになるかは、学生時代にあふれる情報をどう捉えてきたかが影響すると思います。様々な情報を得る媒体があふれている今だからこそ、『情報を得る力』がより求められるのではないでしょうか?