[2011年11月28日]
こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
ここ1か月ぐらい、胸につかえていたことがありました。いつかやろう、もうやらなければならない、まだもつのでは、でも気圧配置が・・・。悶々とした日々を過ごしていましたが、昨日の日曜日、天気がとても良かったので、勇気を出して重い腰を上げました。それは『タイヤ交換!』 たかだか年に2回のイベント?なのですが、これがめんどくさい! 家のベランダからタイヤを降ろして、交換して、また元のベランダに戻すだけなのですが、箸より重いものをめったに持たない私にとっては重労働です。案の定、今日は体中筋肉痛です。しかし、ようやく胸のつかえも取れて、今日からはぐっすり眠れそうです。
先週、中学生の後期中間テストの結果が返ってきました。前回の前期期末テストのときに、びっくりするぐらい点数が伸びた子が多かったので、今回は厳しいかなと思っていたのですが、予想に反して?ほとんどの子が点数を伸ばしていました! 数学で33点UPした! 英語で25点UPした! 理社が初めて90点を超えた! 5教科合計で初めて450点を超えた! など。問題の難易度や平均点が違いますので、単純に前回と比べることはできないのですが、それでも点数が上がるということは素晴らしいことで、子どもたちも自信になったのではないでしょうか。
そしてさらにうれしいことが! テストが終わると『今回の振り返り&次回の対策』を書かせているのですが、その内容が具体的でとてもよくなっているのです。前回書かせたときは、何を書いていいのかわからない子がほとんどで、書いても「国語がだめだったので今度はがんばる」程度でした。それを我々の助言を入れて具体的な内容に落とし込んでいったのですが、今回は自分で具体的に書けるようになったのです。「ワークの章末問題が終わったのがテストの前日で、分からないところを質問することができなかったので、次回はテストの1週間前までには終わらせて、わからないところを質問して復習ができるようにしたい」「今回は漢字ができていなかったので、次回はテストの2週間前から自分で漢字テストをやって完璧にしたい」「今回の社会はワークを3回繰り返したので点数がアップした。だから次回は全教科3回繰り返す」など、具体的な期限や回数を自分で入れているのです。
計画に数字が入っていることで行動が変わります。自分で決めた約束(期限や回数)だから守ろうと努力するのです。そして、行動が変われば結果も自ずと変わります。だから今回さらに点数が伸びたのではないかと思うのです。しかし、例えば「英語で80点取る」という目標を立てて、75点だったら目標未達成かというと、そうではありません。大切なのは80点取るためにどんな努力をしたかです。きちんと計画を立てて、それをきちんと実行して、その結果75点だったのならばそれは仕方のないことです。次回は今回の計画よりもハードルを上げればいいのです。大事なのは結果(75点)よりも行動(ワークを3回やるなど)に対して振り返ることです。
今週から冬休み前の個別面談が始まります。保護者様には「がんばっています」「もっと勉強時間を増やしてください」等の抽象的なお話ではなく、お子様の現状をきちんと分析して、より具体的なお話をしていきたいと思います。